レビュー
Rapha




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昨日、記念すべき初開催となった第1回2022UCIグラベル世界選手権では、マチュー・ファン・デル・プール(Mathieu van der Poel)のチームメイトのジャンニ・フェルメルシュ(Gianni Vermeersch)が見事優勝。ロードレースでおなじみの選手らが上位を独占という結果となった。
そんな昨日の大会で、アルペシン・ドゥクーニンク(Alpecin-Deceuninck)のマチューとフェルメルシュが使ったのはいつも彼らが使っている「普通のロードバイク」で、先月に発表されたばかりの新型Canyon Ultimate CFR。それをグラベル用にちょっとアレンジして乗っていた。
Ciao ciao! 🇮🇹
— Alpecin-Deceuninck Cycling Team (@AlpecinDCK) October 9, 2022
First ever @UCI_cycling Gravel World Championships in Veneto. Start in Vincenza, taking on 194 km to finish in Cittadella!
Our @canyon_bikes horses are ready! 🐎#AlpecinDeceuninck pic.twitter.com/yFBDYaFIuw
MVDP at #Veneto2022 🌈😍 pic.twitter.com/G0sPicWE6X
— Alpecin-Deceuninck Cycling Team (@AlpecinDCK) October 9, 2022
なお2位のダニエル・オス(Daniel Oss)はSpecialized Roubaixを使用。
そのうち優勝者のジャンニ・フェルメルシュは、タイヤにVittoria Terreno Dry(チューブレス)をチョイス。ただしフロントが33mmでリアが35mmだったようだ。
情報源:A road bike wins the gravel worlds | Gianni Vermeersch’s gravel-tuned Canyon Ultimate CFR
なぜ前後でタイヤ幅が異なっているのかというと、新型Ultimate CFRの対応タイヤ幅は32mmが上限で、リアよりもフロント側のほうがタイヤクリアランスに余裕がなかったようだ。それで前輪は後輪よりも細い33mmとなったらしい。
今年のグラベル世界選手権はほぼド☆平坦というコースだったが、フェルメルシュはホイールにShimano Dura-Ace C36を選択。特別エアロなホイールというわけではなかった。
ギア比の組み合わせはフロントが52-36T、リアカセットが11-34t。
またグラベル世界選手権ではチームカーが使用できないので、自分ですぐにパンク修理できるようにボトルケージ部分にVittoria Pit Stop kitというものを用意。これはシーラント剤注入とCo2ボンベのようなインフレーター機能を同時に果たす便利アイテム。
今回優勝したフェルメルシュのこうしたセッティングは、普通の(?)ロードバイクでグラベルを走るときに参考になるかもしれない。
??「グラベルバイクはいらんのや!」
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