UAEがバーチャル空間で活躍したMichael Vinkと契約

タデイ・ポガチャル(Tadej Pogačar)擁するUAE-TeamEmiratesが、新しい選手の獲得を発表した。その選手は、現在アルペシン・ドゥクーニンク(Alpecin-Deceuninck)で走るZwift出身のジェイ・ヴァイン(Jay Vine)とおなじく、バーチャル空間でのレースで特筆すべき成果を出したMichael Vinkだ。

このMichael Vinkは30歳のニュージーランド人。これまでニュージーランドのコンチネンタルチームであるBolton Equities Black Spokeで走っていた。過去にはU23とエリートのカテゴリーでニュージーランド王者に輝いたこともある。

チームUAEでニュージーランド人といえばジョージ・ベネット(George Bennett)。32歳ということでだいたい同じ世代だ。チーム内で会話も弾むだろう。ひょっとしたら今回の契約にはジョージ・ベネットもなんらかの形で関与していたのかもしれない。

Michael VinkがチームUAEの目に止まったのは、UAEに拠点があるバーチャルサイクリングプラットフォームの MyWhooshで良い結果を出していたからだ。 MyWhooshはチームUAEのスポンサーの1つでもある。

なお契約は1年となる。

それにしても昔では考えられなかったこのようなバーチャル空間を利用した新しい選手の発掘だが、今後ますますIT技術の進化とあわせてこうしたリクルートがどんどん増えていきそうだ。ジェイ・ヴァインの強さと活躍をみると期待してしまう。

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