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今年のジロ・デ・イタリアを沸かせたトレック・セガフレード(Trek-Segafredo)の25歳のスペイン人フアン・ペドロ・ロペス(Juan Pedro López)が、同チームと2025年までの契約延長を果たした。チームのツイッターをどうぞ。
Real Betis may be his club, but Trek-Segafredo is remaining his home…
— Trek-Segafredo (@TrekSegafredo) November 15, 2022
JUANPE 2025 🤩@juanpelopez97 pic.twitter.com/DcKWEnJVAo
フアン・ペドロ・ロペスといえば今年のジロ第4ステージから第13ステージにわたりマリア・ローザを着続けたことが思い出される。第3ステージまでマリア・ローザを着用していたマチュー・ファン・デル・プール(Mathieu van der Poel)から奪った形となる。
最終的にロペスはジロを総合10位、新人賞獲得という好結果で完走。今後の飛躍を期待させるに十分な実力を示した。
もともとチームとは2023年まで契約があったようだが、チーム側は早期にロペスの囲い込みを図ったか、契約途中で2年の延長を実現させた。
来年のトレック・セガフレードはマッテオ・モスケッティ(Matteo Moschetti)とジャンルーカ・ブランビッラ(Gianluca Brambilla)がヴィンツェンツォ・ニバリ(Vincenzo Nibali)が関与する新チームのQ36.5へ移籍するが、その他はほぼ主力メンバーが変わらない。
すなわちクラシックでは、クイン・シモンズ(Quinn Simmons)、ヤスパー・ストゥイヴェン(Jasper Stuyven)、マッズ・ピーダースン(Mads Pedersen)たちが主役に、そしてグランツールなどではバウケ・モレマ(Bauke Mollema)、ジュリオ・チッコーネ(Giulio Ciccone)、そしてこのフアン・ペドロ・ロペスらが主役となるだろう。
ロペスはそうしたグランツールだけでなく、今後はアルデンヌ・クラシックなどにも積極的に参戦してくるのではないだろうか。