by 今年の10月に初めて世界中で人気のグラベルロードレースの世界選手権がUCIのによって開催されたのは記憶に新しい。
そこにはピーター・サガン（Peter Sagan）やマチュー・ファン・デル・プール（Mathieu van der Poel）といったスター選手も参加していた。しかし、ワウト・ファン・アールト（Wout van Aert）の姿はなかった。
ファン・アールトといえば、ツール・ド・フランスでモン・ヴァントゥを制したり、グリーンジャージも獲得しつつ、山岳ステージでエースを最後までアシストしたり、さらにシクロクロスでも世界王者への返り咲きを狙い、個人タイムトライアルでも世界王者を狙える実力、加えてロードレースでもモニュメント完全制覇をも狙える正真正銘の化け物。
そんな彼がついにその食指をグラベルレースへと伸ばすときが来た？
情報源：WOUT VAN AERT OVERWEEGT DEELNAME AAN WK GRAVEL
UCIは再来年の2024年グラベル世界選手権をベルギーのフランドル地方で行うことを決定。まさにファン・アールトの地元であり、彼はその2024年大会に興味を持っているようだ。
彼は今年のグラベル世界選手権もTVで見ていたようで、とてもおもしろかったと感想を述べている。ガチガチのロードレースよりもストレスが少ないレースなので、オフシーズン直前のレースとして楽に臨めそうとも語る。
もし彼がガチでグラベルに挑めば、おそらくグラベル世界王者となる可能性も非常に高いだろう。そうなれば彼の輝かしい経歴にまた1つ新たな栄光が刻まれることになる。
