スマートトレーナーの使用上の注意点とは？屋内のバイクトレーニングでは汗による腐食に注意

コロナ禍で一躍脚光を浴びたのが自宅での運動やトレーニング。そしてそれに合わせて売れに売れまくったのがZwiftなどが楽しめるWahoo KickrやGarmin Tacx Neoなどのインドアスマートトレーナーだ。コロナ発生当初のそれらの売れ行きがどうなったかについては、当時も紹介した。そのときの記事が下のものだ。

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だがそうしたインドアトレーナー（伝統的なローラー台もふくめて）を使うときには絶対に注意しなければならないポイントがある。それは汗がバイクに及ぼす悪影響だ。

情報源：Technical FAQ: Indoor training sweat corrosion, stem raiser safety, lower gears with Campagnolo CT 11-speed

スマートトレーナー（ローラー台）の使用上の注意点

この情報源記事は、Q&A形式になっていて毎回バイクの専門家が読者から寄せられた疑問に答えるというものになっている。今回の記事のその一番最初の質問が「インドアトレーナーで使っているスチール製バイクのBBが汗で腐食してしまった。これからも自転車を楽しみたいから、そうした事態を防ぐためのなんか安くすむ方法ない？」というものだ。

その質問に対して専門家は、たとえクロモリバイクであろうとなかろうと汗には注意しなければならないと指摘する。というのもアルミでも腐食することはあるし、さらにいえば、フレーム素材だけの話ではなく、BBやヘッドパーツなどのパーツについてもやはり汗が問題になるからだ。汗などの影響で固着して動かなくなったりする。

風が常に体に当たりつつづける屋外でのライドと違って、室内トレーニングは大量の汗が滴る。そのためバイクに降りかかる汗も多くなる。汗の影響は室内トレーニングほど大きいと言えるだろう。

そのため、専門家は次のようなことを奨める。

• ステムやトップチューブには分厚いタオルや水を通しにくいカバーをかける
• 定期的にバイクをトレーナーから外して洗車する
• 洗車するときは、特に汗が大量に集まるような部分は念入りにする

どれも当たり前といえば当たり前のことだろうが、愛すべきバイクを大切に乗りたいならばこうした当たり前のことの積み重ねが大事。

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汗がバイクに落ちるのを防ぐ次のような専用アイテムも売られている。

Amazon：ROCKBROS(ロックブロス)サイクルトレーナー スウェットカバー 汗防止カバー ローラー台用 室内トレーニング