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コロナ禍もあり昨今はインドアトレーニングが盛り上がっている。特にWahoo Kickrなどスマートトレーナー(ハイテクローラー台)とZwiftなどのアプリを組み合わせて楽しむのが主流だ。日夜Zwiftで「世界と戦っている」人も多いだろう。
そんなZwiftユーザーたちにとって大きな関心といえば、やはりどうやってZwiftなどで速くなるのか・強くなるのかだろう。個人的にZwiftをやっているわけでもないが、興味深い記事があったのでご紹介。ずばり、インドアバイクトレーニングでパワー出力を増やす方法とは?
情報源:How to improve your indoor power output
自転車は空気抵抗との戦いとよく言われるが、インドアではそれは一切気にする必要がない。よって出力を上げるにはパワーが全てである。パワーこそが正義。正義はパワー。
そして基本的に体が大きく、体重が重いほうがパワーは出やすい。筋肉量も普通は違う。
簡単にパワーを出すには「たちこぎ」だ。かっこよくいうとダンシング。
屋外でダンシングするときはバイクのバランスをとったりするのにも筋力やパワーが使われるため、パワーロスの割合が大きい。しかし三本ローラーではなくバイクを固定するトレーナーならば、そうしたパワーロスは減らせる。
そこでスマートトレーナーでの「たちこぎ」を練習しようと記事は提案する。コンスタントに練習すべし。
記事を読んでて一番「なるほど」と思ったのがポジション(乗車姿勢)の最適化についてだ。
上述のようにインドアでパワー出力を上げるには空気抵抗は関係なく、パワーが全て。
したがってインドアでパワーを重視するなら、パワーが一番出やすいポジションに変更しなければならない。いわばZwift専用ポジションを作らなければならない。
極端にいえば外で走るときは空気抵抗という要素があるため外用ポジションへ変更。外から帰ってきたら屋内ポジションへ変更ということか。めんどくせぇ。
ただ、そのパワー優先ポジションは体の故障を招くこともある。外を走るときは道路の状況、傾斜、風の向きなど様々な要因で筋肉・骨格が微妙に動き、人間は自動的にストレスを分散・調整させる。
しかし、屋内では固定されたポジションのままのためそうした肉体の調整機能が働きにくい。そのため、肉体の同じ部位に屋外よりも大きな負担がかかりやすくなる。
そうした弊害が発生しないよう注意しなければならない。
もう1つおもしろいなと思ったがこのポイント。全力でもがくときは目を閉じろというポイント。
外でのライドやレースでは絶対にやってはいけないことだが、インドアなら落車や事故の危険はないので安心して目を閉じられる。
目を閉じて、余計な情報をシャットアウトして、本当に全身全霊で集中してもがけということだ。
今回の情報源記事は、あくまで「パワーを最優先した場合」のものであって、そのパワーをどれだけの間維持できるかなどの能力とは直接関係ない。極論すれば、パワーだけを優先するなら体重をたった50kgか100kgぐらい増やせばいいだけだ。簡単でしょ?
一瞬だけすごいパワーであっても意味がないので、総合的にインドアサイクリングのパフォーマンスを上げるが大切。
そのためには以下の3点もおすすめされている。
なお、レムコ・エヴェネプール(Remco Evenepoel)は「以前はインドアでバイクトレーニングが多かったけど、今年は雨でも外でトレーニングすることを増やした」と、どこかの海外メディアの記事で話していた。