ジャイアントが取引先に支払猶予を要請。メリダ「うちのキャッシュフローは正常」

自転車業界の巨人こと台湾企業のジャイアント(Giant)。他社のバイク製造を手掛けることで自転車界で圧倒的な地位と技術力を確立。そして自社ブランドも世界展開し、大きな成功を収めているのは言うまでもない。

そんなジャイアントだが、取引先などのサプライヤーに対し、少し支払いを猶予してくれとお願いをしたようだ。

情報源:Merida says cash flow normal amid reports of Giant supplier payment delays

情報源記事である台湾メディアが言うには、ジャイアントはサプライヤーへメッセージを送り、その中で「45日間支払いを待って欲しい」とお願いしていたもよう。日本でいうと、トヨタが下請けなどに支払い猶予をお願いした感じだろうか。

ジャイアントのこの異例とも言える要請の背景には、日本はともかくとしてコロナ禍が終わったとされる世界で、自転車ブームもクールダウンし、市場の在庫が増えていること、それによりコロナのときの品物不足とは別の新たな混乱や厳しい状況が生まれているなどの事情があるようだ。ジャイアントはそう主張する。

一方でジャイアントはその財務状況の健全さなどをアピールし、支払い能力そのものには問題ないと主張。だが、このニュースが明らかになると同社の株価は一時大幅に下落した。今は少し反発し上昇したが。

??「今買えるやつが勝つ」

今回のジャイアントの報道を受けて、ジャイアント以外のメーカーについても同じような支払い延期などがあるのかとの懸念が生じるが、ジャイアントに次ぐ巨大メーカーのメリダ(Merida)はこれを否定。キャッシュフローはこれまで通り正常で、支払いを遅れさせる予定はないと話す。

2 thoughts on “ジャイアントが取引先に支払猶予を要請。メリダ「うちのキャッシュフローは正常」

  1. 確か2020年の頃には高いロードバイクせいぜい120万前後、僅か2年くらいで200万突破のやつも普通にいるので。。。なんでやねん

    1. 最近はフレームだけで100万とか普通になりつつあるブヒねぇ。
      UCI規定が少し改定されたこともあって今後特徴的なフレームが各社から出やすくなると仮定すれば、これからはフレーム単体で200万円が普通の時代がくるかも・・・

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