UCIがコロナ対策を大幅に緩和へ
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UCIから、今年のロードレースにおけるコロナ対策について、昨年までの対策を「かなり」緩和する方針を発表した。
UCIがCovid-19のヘルスプロトコルを更新
— J SPORTSサイクルロードレース【公式】 (@jspocycle) January 19, 2023
これまでチームに課されていたワクチン接種やその証明書、PCR検査等の要請が撤廃
ただしレース開催地のルールが厳しい場合にはそちらに準ずる必要ありということです#jspocycle https://t.co/wSoRyKCDLx
まず大きな点としては、昨年まで必要とされていたワクチン証明や健康証明などが不要、またはレース前コロナ検査での陰性が確認されることが不要となる。
選手のマスク使用についてはこれまでどおりスタートエリアでは着用義務があるとされる。一方で、主催者側は選手以外の人間の観客などについて、そして着用エリアについては、パンデミックの状況次第ではマスクの着用を義務付けることはあり得る。
しかしUCIはまた次のように、条件次第ではUCIの緩和されたルール以上に厳しいルールが課される場合があることを示す。
“Organisers will be required to communicate the degree of health risk in the area where their event will take place (green, orange or red zone) before the event. Depending on the category, measures – recommended, desirable or compulsory – may be taken. Additional measures could be taken for the Grand Tours, depending on the epidemiological situation at the time.”
ここでは、
- レース開催地の感染レベルに応じてコロナ対策が厳しくなるであろうこと
- グランツールにおいてはそのときの疫学的状況に応じて追加の対策が導入される可能性もあること
の2点を示す。