ミケル・ランダがクイックステップ移籍か？

いよいよ本格的にレムコ・エヴェネプール（Remco Evenepoel）のツール・ド・フランスまたはグランツール制覇に向け、レムコ中心のチームづくりが始まっているスーダル・クイックステップ（SoudalｰQuickStep）。長年クラシックとスプリント合戦だけを主戦場としてきたチームの革命的な方針転換となる。

そのためにはレムコ自身のクライミング能力向上はもちろん、チーム力強化が絶対的条件となる。今年のツール・ド・フランスでのユンボやUAEの支配力と比べると、クイックステップのチーム力は正直大人と子供ぐらいの差があるだろう。

そこで山岳アシストの補強が重要となってくるがクイックステップは、新城幸也のチームメイトでバーレーン・ヴィクトリアスの総合エースを務めるミケル・ランダ（Mikel Landa）と話をしているようだ。パトリック・ルフェーブルがそれを認める。

情報源：PATRICK LEFEVERE CONFIRMS “IT IS TRUE THAT WE ARE TALKING TO MIKEL LANDA” AS SOUDAL – QUICK-STEP LOOK TO STRENGTHEN CLIMBING RANKS

ルフェーブルは地元ベルギー紙Het Nieuwsbladに対して、「ミケル・ランダと交渉しているのは事実。ただしそれ以外の噂は全てデタラメ」と話す。

この発言の後半部分における噂とは、次の2つだ。

• レムコがイネオスに移籍するかも
• パトリック・ルフェーブル自身がクイックステップを辞めること（辞めさせられる？）

特に後者について誰が言い出したかわからないが、そんな噂が流れていたようだ。

しかし今回ルフェーブルはそのどちらも完全否定。

さてこのように強力な山岳アシストを補強していくには大きな予算が必要となる。万年金欠とも評されるクイックステップにそれだけの金額が用意できるのだろうか。あるいはベルギーの至宝レムコのためにベルギー経済界が一丸となってチームを支えてくれたり？

(ヾﾉ･∀･`)ﾅｲﾅｲ