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SRAMがこれから12速用シフターを北米市場でリコールするようだ。
情報源:SRAM set to announce product recall of 12-speed shifters sold aftermarket
今回のリコールは米国消費者製品安全委員会(CPSC:Consumer Product Safety Commission)と協議の上でのもので、北米市場だけのもののようだ。
問題となる12速用シフターの不具合の内容だが、どうやらハンドルに取り付けるためのボルトの不具合のようだ。
具体的には、推奨トルクでそのボルトをしめつけているにもかかわらずハンドルにシフターを十分に固定することができないこと。そのため変速レバー(SRAMは変速とブレーキが同じレバー)を動かすとシフター全体がハンドルからズレて動いてしまい、結果としてハンドルから手が離れたりなどしてバランスを崩して落車する危険があるかもしれないというものだ。
対象となる12速用シフターはAXS Red、Force、Rival、Apexのもので2023年7月1日以前に製造されたもの、かつ、在庫として小売店などにあるそれらのシフターだけが対象となるらしい。SRAMが言うには完成車についているものは影響を受けずリコール対象とならないようだ。
それでは完成車についてくるもの以外のバラ売りのもので、かつすでに販売されてしまっているものついてはどうなるのか。この点についてはまだ不明のもよう。正確な情報はSRAMからの公式発表待ち。
ひとまず今回のことは北米市場だけのもののようなので、日本市場でどうなるかは不明。