トーマス・デ・ヘントが日本でレース継続の可能性も
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先日来年かぎりでの現役引退を発表した逃げの芸術家トーマス・デ・ヘント(Thomas De Gendt)。現在37歳のベルギー人。これまでツール・ド・フランス、ジロ・デ・イタリアでステージ優勝を2回ずつ、ブエルタ・ア・エスパーニャでもステージ優勝を1回挙げている。
来年についてはボルタ・ア・カタルーニャ(Volta Ciclista a Catalunya)とブエルタ・ア・エスパーニャのステージ優勝が目標だと語っていた。
だが、2025年からもワールドツアーレベルではないものの、コンチネンタルレベルでの活動を続ける意向があるようだ。
情報源:Thomas De Gendt open to continuing career in Asia following 2024 retirement
取材に対してデ・ヘントは、「友人とともに米国などのグラベルレースやMTBレースにも出たい」と話しつつ、
“I would also like to race in Asia – Taiwan, Thailand, Indonesia, South Korea – purely for fun and about 40 race days a year. There are enough Continental teams who already want to contract a European rider for some stage races in Asia.
訳「アジアでもレースをしたいね。台湾、タイ、インドネシア、韓国とか。純粋に楽しむことを目的としてね。年間40レースほどかな?アジアのコンチネンタルチームでも、ヨーロッパ人選手と契約してステージレースを戦おうとしているチームはあるしね」
と述べる。
これはひょっとしたら日本でもデ・ヘントの逃げを見られるチャンスが?
なお引退後のキャリアについてはまだ具体像は描いていないようで、どんな仕事をするのかは未定のようだ。だが今後は焦らずじっくりと時間をかけて引退後のキャリアを考える方針だ。