ヨナス・ヴィンゲゴーがドーピング検査を一度受け損なう危険があったことを告白

今年のツール・ド・フランスでニ連覇を達成したユンボ・ヴィズマのエースでデンマークのヒーロー、ヨナス・ヴィンゲゴー（Jonas Vingegaard）。

そんな彼が現在のドーピング検査についてインタビューに応じている記事をご紹介。

情報源：Jonas Vingegaard: It’s a ‘Good Thing’ Riders Are Tested so Often

現在のドーピング検査に在り方について

厳しすぎるとか回数が多すぎるとかいろいろ言われることもあるロードレース界の現在のドーピング検査についてだが、ヴィンゲゴーはそれを肯定的に捉えている。

強すぎるヴィンゲゴー自身にもやはりドーピング疑惑が世間から呈されることもあるがが、彼自身は今年60～70回ほどの検査を受けた話す。ほぼ週に1回以上という感じだ。

厳格なドーピング検査とそれを受ける義務は、いわば過去のロードレース界が産み落とした負の遺産でもあるが、それでもヴィンゲゴーは自分たちの身の潔白を証明する手段の1つとして、繰り返される面倒な検査でも肯定的に評価している。

ドーピング検査を受ける義務を怠る危険があった

そして同時に時期は不明だが、かつてドーピング検査を受ける義務を果たせなくなるようなことが一度あったと語る。

その日は検査官がヴィンゲゴーの家に来たものの、玄関のドアのベルは故障していて鳴らなかった。そしてヴィンゲゴーの携帯電話にも検査官からのコールがあったのだが、そのときヴィンゲゴーは台所に携帯電話を置き忘れていて、携帯の着信にも気づかなかったらしい。

検査官は諦めて帰ったようだが、2日後にやってきてそれでヴィンゲゴーは検査を受けることができたということがあったようだ。