来年ブイトラゴはツールデビューでヤングライダー賞狙いか
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バーレーン・ヴィクトリアスで新城幸也のチームメイトのサンティアゴ・ブイトラゴ(Santiago Buitrago)。24歳のコロンビア人クライマーだ。
2020年に当時のバーレーン・メリダでプロデビュー。それからはジロ・デ・イタリアとブエルタ・ア・エスパーニャに出場してきていて、実はツール・ド・フランスにはまだデビューしていない。個人的にはすでにツールにも出場していたイメージだった。
そんなブイトラゴは、はっきりと来年のツールに出たいと主張する。
情報源:“I CAN FIGHT FOR THE WHITE JERSEY” – SANTIAGO BUITRAGO REVEALS TOUR DE FRANCE AMBITION
ブイトラゴは「これまでジロとブエルタは完走してきた。次はツールを走るいいタイミングだ」と語る。そして特にツールでは新人賞(正確にはヤングライダー賞)ジャージを狙いたいと決意を語る。
ここ数年同ジャージはあの天才が独占してきた。そうタデイ・ポガチャル(Tadej Pogačar)だ。
ただ現在25歳で9月21日生まれのポガチャルはその賞の対象から外れる。ツールの新人賞の対象となるのは、「開催年度-生まれた年≦25」を満たす選手だけだ。ポガチャルの場合は「2024-1998 = 26」となるためその条件を満たさない。そのためブイトラゴなどの選手に同賞獲得の大きなチャンスが訪れることになる。
ブイトラゴも今年の9月で24歳になったので年齢的にツールのヤングライダー賞を狙うには最後のチャンスとなるため、ぜひ狙いたいということだろう。そしておそらくは、これまでエースだったミケル・ランダ(Mikel Landa)がいなくなったため総合上位も同時に狙ってくるのではないか。