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これまで長きわたりスポーツ用品・ロードバイク用品の海外通販で存在感を放ってきたイギリスのウイグル(Wiggle Chain Reaction Cycles :WiggleCRC)だが、運転資金の不足から経営破綻となり、そして今は自力再生を支援してくれる新しい出資者(買収者)を求める手続の途中となっている。
そんなウイグルの管理人(日本でいうところの破産管財人みたいなもの)となっているFRP Advisoryは、「英国以外の国へ販売するネット通販サービスはやめる方向」と語る。
情報源:Wiggle closes international shops to ‘solely focus’ on the UK as it searches for buyer
その管理人側は、
“To ensure that WiggleCRC is in the best possible position to build on its core strengths and market leading position, the decision has been taken to pivot the business model to solely focus on the UK domestic market which currently accounts for 85% of the group’s revenues.
訳「今後もWiggleCRCが最良の地位にたち、その核心となる強さを保持し、市場で支配的地位に有り続けるためには、ビジネスモデルを完全に英国国内だけを対象にしたものへと転換させることが重要。なぜならWiggleCRの収入の85%は英国内からの注文だからだ」
またこれに加えて、英国のEU脱退(Brexit)が主な原因でそれ以前よりも余計なコストがかかるようになり、販売価格に上乗せざるを得なくなったことで、価格競争で不利になったとも明かす。そしてそれが英国国外からの注文の減少につながり、以前と比べて26%も国外からの売上が減ったとも話す。
このようにウイグルにとって最も重要な市場に注力し、経営の合理化・最適化を図ることでウイグルの魅力・価値を高め、買収交渉をスムーズに進めようとしているのかもしれない。
この情報を報じている自転車メディアのCycling Weeklyによると、複数のソースからウイグルを買収する有力候補者は、HalfordsとFrasers Groupらしい。
[…] 【悲報】Wiggleが日本への販売から撤退か。英国市場に専念し、海外販売は取りやめの可能性 […]