マチュー、ポガチャル、ガンナ！2024ミラノ～サンレモ暫定スタートリスト。アルノー・デ・リー欠場。

今年の年間最初のモニュメント、ミラノ～サンレモの暫定的なスタートリストが明らかになった。次の情報源記事でそのリストを確認してほしい。

情報源：Startlist Milano-Sanremo 2024, scopri l’elenco dei partecipanti

ただこれはあくまで暫定的なもので、一部まだ未確定な選手が残っている。

ミラノ～サンレモといえばなんといってもワールドツアー最長距離を誇るレースだが、今年のコースについては近年の中では最短となる。次の記事を読んでほしい。

今年のミラノ～サンレモは短距離？そのコース発表。今年はパヴィーア～サンレモへ

さてこれを見ると、まず注目は、昨年の覇者マチュー・ファン・デル・プール（Mathieu van der Poel）、同2位のフィリッポ・ガンナ（Filippo Ganna）、同4位のタデイ・ポガチャル（Tadej Pogačar）らの名前が予定通りにあることだ。

昨年3位のワウト・ファン・アールト（Wout van Aert）については、今年はロンドやルーベをガチのガチで狙うトレーニングをするため、ミラノ～サンレモは欠場することが以前発表されている。次の記事を読んでほしい。

ファン・アールトはミラノ～サンレを回避し高地トレーニングへ

次に気になる点が、ロット・デスティニー（Lotto-Dstny）の若き天才スプリター、アルノー・デ・リー（Arnaud De Lie）の名前がないこと。彼は少し前のル・サミン（Le Samyn）で落車をして膝を負傷。

落車のアルノー・デ・リー激怒！！2024ル・サミンの結果とハイライト動画

ただ先日までのパリ～ニースでは途中でリタイアしたとはいえ最初の3ステージは走っていたので、深刻度は低いだろう。ただ100％の状態でなければ勝てないのがミラノ～サンレモ。負けるのが前提で出るのも本人やチームとしては非合理的なので、回復を最優先とするため念のための欠場だろう。

先述のマチューやポガチャルといった優勝候補筆頭についで注目の選手は、ドロッパーシートポスト・マスターのマテイ・モホリッチ（Matej Mohoric ）、36歳のベテラン、アレクサンダー・クリストフ（Alexander Kristoff）、先日のティレーノ～アドリアティコでステージ2勝＆ポイント勝獲得のジョナサン・ミラン（Jonathan Milan）、そしてチームメイトのマッズ・ピーダースン（Mads Pedersen）、マチューのチームメイトのヤスパー・フィリプセン（JasperPhilipsen）、カレブ・ユアン（Caleb Ewan）、ビニアム・ギルマイ（Biniam Girmay Hail）などなど多数。

今年のミラノ～サンレモは今週の土曜日、3月16日に開催される。