女性の観客が2024ロンドで選手と衝突し病院に搬送も命に別状なし

昨夜の2024ロンド・ファン・フランデレンで残り127kmあたりのHotondでプロトンに落車が発生した。選手とともに女性の観客も倒れていた。巻き込まれた選手の負傷はマシだったようだが、一番大きな被害はこの女性の観客だったようで病院に搬送された。

だがベルギー紙Het Nieuwsbladによると、彼女の被害は脳震盪、頭部の裂傷、鎖骨骨折。ただ危険な状態は脱して容態は安静しているとのこと。

気になるのは彼女が落車の原因となったのかどうか。

この点につき、彼女の兄弟でアルペシン・ドゥクーニンクのマーケティング部門で働くThomas SneyersがそのFacebookで彼女はプロトンの邪魔にならないようにちゃんと歩道の端っこ他の観客らと並んで観戦していたと主張。他の観客やプロトン後方を走っていた救急車のスタッフの証言も、その主張は正しいとする。

そして彼女とは別の観客がプロトンの邪魔となり、選手がその観客を回避しようとして不運にも彼女と衝突したというのが真相のようだ。また地元の捜査機関もこの件について調査中とのこと。

なお昨日のロンドはこの事故の少し後にも観客がらみの落車があり、カオスが続いた。