今日も1級山頂フィニッシュ!2024ジロ・デ第10ステージのプレビューと優勝予想
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休息日があけた今日から2024ジロ・デ・イタリアは第2週目に突入する。そんな休息日明け直後にいきなり1級山岳の山頂フィニッシュが登場する。そのコースプロフィールは次のとおり。
5月14日⚠️(火)午後9:00〜(英語版:午後7:55)
— J SPORTSサイクルロードレース【公式】 (@jspocycle) May 12, 2024
Cycle*2024 ジロ・デ・イタリア 第10ステージ
【ポンペイ 〜 クザーノ・ムトリ】
142km(丘陵 ★★★/獲得標高2800m)
解説:野寺秀徳さん
実況:小俣雄風太さん#GirodItalia #jspocycle
〜J SPORTSオンデマンドLIVE配信〜https://t.co/i4Yr78dkuj pic.twitter.com/9P8v4NuLio
走行距離は142kmとやや短めだが1日の獲得標高2800mほど。最後の1級山岳が目立つが中盤に登場する2級山岳も平均斜度8%弱で最大斜度14%となかなかのインパクトを持っている。
そしてインテルジロ賞の場所も中間スプリントの場所もすべて上り勾配のところにあるため狙う選手はなかなか脚を削られそうだ。ただピュアスプリンターが取れるとすれば最初の中間スプリントポイントだけだろう。それも、逃げが決まればおそらく逃げのメンバーで取り尽くされてしまう可能性が高いか。
その逃げも休息日明けで選手がリフレッシュな状態であること、こんなアップダウンのコースということで大逃げが成功する可能性もそれなりにあるだろうか。
最後の1級山岳はこうなる。
登坂距離はだいたい21kmと長い。しかし平均斜度は4.6%と軽め。だがそれでも下りのあとの登り返しが複数あり、最大斜度14%区間もあり、終盤には平均斜度も上がる設定だったり、さらにはライバルや追走との競争もあるわけで過酷な登りとなることは間違いないだろう。距離が長いだけにどのポイントでどう仕掛けるかを間違えると体力が持たないだろう。頭を使いながら賢く登らないと追い落とされる可能性が高い。
スプリンターを擁するチームでも今日はもうスプリンターは無理な日なので、普段はスプリンターを山でアシストする選手も自由に動ける選手が出てきそう。よってスタート直後の逃げ合戦に参戦するメンバーも多くなり、結局混迷状態でアタックが決まらないまま長時間・・・というのもありえそう?
優勝予想はエースのアレクセイ・ルツェンコがいなくなり自由に動けるようになったアスタナのロレンツォ・フォルトゥナートで。
昨年のラブニール優勝のデルトロが大暴れしているので、2位&最終ステージでデルトロを破ったペリッツァーリに頑張ってほしいですな。
今大会でバルディアーニは勝利こそないもののポッツォヴィーヴォのがんばりや逃げなどで大会でちょこちょこ目立つことに成功してるブヒね。
ジュリオ・ペリツァーリは初グランツールだけに疲労・体調との付き合い方がポイントになるブヒね。
1級や超級よりも2級山岳あたりで飛び出して優勝・・・のほうが可能性高いかも?