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ボーラ・ハンスグローエのドイツ人クライマーのエマヌエル・ブッフマン(Emanuel Buchmann)は、今年の2024ジロ・デ・イタリアでダブルエースを務めるつもりで大会前の調整に励んでいた。
しかし、チームは戦略の変更を余儀なくされたとして、ブッフマンをジロのメンバーから外した。
この件で、ブッフマンはチームから「早い段階でエースとして出場させる」と伝えられていたと主張。しかしチームは「エースとして選ぶとは一切言ってなかった」と、ブッフマンの勘違いだと主張。
これで両者の間に溝ができたと思われていた。この件を紹介した当時の記事がこちら。
そしてどうやら、この過去記事のとおりにブッフマンはボーラを今年限りで去るようだ。
チームのボスであるラフル・デンクがユーロスポーツに語ったところによると、ブッフマンはもうボーラで走る気持ちはなくなってしまっているとのこと。デンク自身とブッフマンがそう話し合ったわけではなく、チームの他スタッフからそのように伝えられたようだ。
というわけで、ブッフマンの他チームへの移籍はほぼ確実となった。年齢的には現在31歳。11月に32歳となるわけで、年齢を考えると世代交代が急速に進むワールドチームでは移籍先を探すのに少し苦労しそうな感じはあるがどうだろう。実力はまだまだあるだけにベテランとしての働きを期待されるならば接触してくるチームは多いのだろうか。ただ3年以上の契約となるかは微妙なところか。
ドイツ人ということでいちおうドイツ語圏のオランダチームで、若手が多いチームだがロマン・バルデの引退が見えてきているTeam DSM-Firmenich PostNLとかどうだろう。あるいはヴィズマが?
やっぱりUAEじゃないですかね。
今回のジロは、山岳でマイカやグロスチャートナーが先頭を引きはじめると手強かったですね。
たしかに今年のジロのUAEトレインは大会通じてずっと最強だったブヒね。
でもあんまりUAEが一強となるのも考えものブヒねぇ