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すぐにというわけではないが、数年後のジロ・デ・イタリアはオーストリアのザルツブルクからスタートするかもしれない。オーストリア当局がジロ招致に動き出しているようだ。ザルツブルクは音楽史上に燦然ときらめく天才(変態)モーツァルトが生まれた地であり、ファンにとっては聖地となっている。
情報源:AUSTRIAN AUTHORITIES WOULD LIKE TO WELCOME GIRO D’ITALIA IN SALZBURG IN NEAR FUTURE
オーストリアの現地メディアORF Salzburgによると、すでにオーストリア政府の代表団が今年のジロ・デ・イタリアのスタート地トリノで主催者RCS Sportと会談をもっていたようだ。そして現在も両者の間で話し合いが続いているもよう。またスポーツ振興を担う議員はジロ・デ・イタリア側と話し合いをしたことを認めている。
事情に詳しい人間が言うには、実際に招致できるかはオーストリア議会の様々な政治的条件をクリアすることが必要とのこと。いろいろな政党から同意をもらう必要があるのだろう。国家予算として組み込むことにもなるからだろう。
上述のメディアORF Salzburgの試算では、ジロのグランデパールとなるためには50万ユーロ(約8530万円)ほど必要だとか。
なおザルツブルクでは2006年に世界選手権が開催されている。