なぜヴィンゲゴーは「我々の勝ち」と話したのか。2024ツール第4ステージ後のコメント
ヴィンゲゴーはポガチャルから50秒タイムを失うも「ちょっとした勝利のようなもの」と語るその真意は?
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昨夜の2024ツール・ド・フランス第4ステージは、超級ガリビエ峠をUAE勢が完全支配。あらゆるチームを完全に粉砕した。そして山頂手前1kmではタデイ・ポガチャルが鉄槌を振り下ろし、ライバルたちを破壊。ただ一人反応できたヴィンゲゴーすら置き去りに長い下りへ。下りでも果敢に攻めて、後続との差を広げた。
だがゴール後のヨナス・ヴィンゲゴーは、ポガチャルとのタイム差50秒となったにもかかわらず、「実質的にはちょっとした勝利かも」と述べる。一体どういうことなのか。
実はヴィンゲゴーとチーム・ヴィズマ・リースアバイク側はツール・ド・フランスのスタート前には、この4日間のうちスプリントステージ以外の3つでタイムを失うと想定していたらしい。そしてそのタイムも2分以上となるだろうと予想していたとヴィンゲゴーは話す。
だが蓋をあけてみればこの4日間で50秒のタイム差に収まった。それゆえ、ヴィンゲゴーはゴール後に、
so maybe that’s a small victory
訳「ちょっとした勝利かも」
と表現し、続けて「ヴィズマがタイムを奪うチャンスは来る」とまだまだ総合優勝位への高いモチベーションを保っていることを述べる。
ここ最近のチームの不運続きを考えると、ポジティブシンキングしてなきゃやってられんということですかね。
しかし、山岳アシストの手薄さは如何ともしがたい(クス不在が痛すぎる)…。
そういう考えもあると思うブヒね。昨日は明らかにUAEのチーム力の圧勝だったブヒね。
本当ならあのときクスがいるはずだったのに・・・
さすが、VismaのIT技術で緻密なシミュレーションがされているのですね。
ということは、もしかするとログリッチも実質的にちょっとした勝利だったかもしれない???
ログリッチは粘りの走りが続いてるブヒね。両雄にはついていけなくとも、レムコなどライバルの動きを利用してダメージを最小限にとどめようという考えなのかも。