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ロードレースの情報

正式にジュリアン・アラフィリップのTudor移籍が発表

ジュリアン・アラフィリップのチューダー移籍が発表

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先日、スーダル・クイックステップのパトリック・ルフェーブルがジュリアン・アラフィリップの移籍を公言したが、その移籍先は不明だった。フランスチームを含めていくつかのチームが候補先として噂されていたが、最近になって急浮上したチームがあった。それがファビアン・カンチェラーラがオーナーのチューダー・プロサイクリングチームだった。

そしてその噂通りに、ついにチューダーから正式にアラフィリップの移籍が発表された。

契約期間は3年で2027年まで。

過日のクラシカ・サンセバスティアンで惜しくも2位だったアラフィリップだが、そのとき優勝したのがUAEで走るマルク・ヒルシ。そのヒルシも先日チューダーへの移籍が発表され、仲良く同レースの1位と2位がそろって同じチームとなる。

アラフィリップは2014年に当時のオメガ・ファーマ・クイックステップでプロデビュー。そこから10年以上同じクイックステップで走り続けて今や32歳。世界選手権の連覇などこれまでの栄光は数知れず。

今回の契約についてカンチェラーラは次のように言う。

“He still has the fire needed to perform at the highest level and he will bring stability and experience to the team,” 

訳「アラフィリップは今もなお最高レベルの走りに必要な輝きをもっているし、彼のもたらす安定感と経験がチームに役立つだろう」

ヒルシとアラフィリップの加入でチューダーは大きな戦力アップとなる。来年の各種クラシックはもちろんのことだが、ジロまたはツールで両名のコラボが見られるかどうかにも注目が集まる。またこの補強でUCIチームランキングがどのようになるかも大きな関心を集めるだろう。

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