勘違いガッツポーズのレナルト・ファン・イートヴェルトのコメント。2024ブエルタ・ア・エスパーニャ第4ステージ

昨日の2024ブエルタ・ア・エスパーニャ第4ステージの最後は、昨年プロデビューしたばかりのロット・デスティニー期待の若手レナルト・ファン・イートヴェルトと、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエの34歳プリモシュ・ログリッチの一騎打ちスプリントとなった。

ゴール直前でイートヴェルトが先行しログリッチが後から迫るという形だったが、イートベルトがゴールライン直前で「勝った！」と勘違いしてしまい一瞬気を緩めてしまった。そのすきをついてログリッチが外側からまくって勝ってしまった。そのときの映像をもう一度みてほしい。

イートベルトは勘違いガッツポーズをしようとしなければ、最後まで踏み続けてステージ優勝した可能性が高かった。そんな残念すぎる惜敗についてレース後にファン・イートベルトは、「ジュニア時代からゴールラインを超えるまでもがき続けろと教えらえているけど、それが正しいとわかったね」と話す。

情報源：Van Eetvelt Celebrates Too Early in Costly Vuelta Mistake: ‘I Thought I Was Already There’

続けて、「すでにゴールラインを超えたと思ってた」と述べたことからすると、彼はゴールラインを勘違いしていたようだ。

残念な2位となってしまったわけだが、UAEツアーで総合優勝をしたあとは膝を怪我したり、トレーニング中に車と衝突して負傷したりと良い流れでブエルタに参戦できたわけではなかったことを考えると、本人はログリッチと激坂決戦でスプリントでやりあえるレベルまでコンディションを戻せたことがうれしく、手応えを感じているようだ。