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Lotto Dstnyの新しい若きエースとして頭角を現し.つつあるマキシム・ファン・ヒルスだが、契約が2026年まで残っているにもかかわらず、なんとその契約を途中解除となった。
彼の地元ベルギーメディアのHet Nieuwsbladによると、彼の側からチームへ書留郵便で契約解除の通知を送りつけたもよう。
現在Lotto Dstny側と彼の代理人である A&J ALL SPORTSとの間で話し合いが行われている最中のようだが、代理人も「その話し合いの内容の中には契約解除が含まれている」と認める。(参照:Maxim Van Gils’ agent confirms that “talks regarding a potential departure” are part of on-going discussions with Lotto Dstny)
Lotto Dstnyは2026年から再びワールドチームとして活動できるようProTeamからの昇格を狙っていて、UCIポイントからすればそれが実現する可能性は高い。しかし同チームのメインスポンサーであるDstny社が来年からいなくなり、新しい大きなスポンサーが見つからなければ、少し前の記事「ロット・デスティニーの危機と財政難について」でも紹介したようにチーム財政は危険な状態のまま来シーズンを戦うこととなる。それがUCIポイント獲得競争における低迷につながれば昇格にも黄信号が灯りかねない。
それに加えて若きエースの一人であるマキシム・ファン・ヒルスが離脱するとなればチームにとって頭の痛い問題だろう。仮にワールドチームに昇格したとしても、今度はワールドチームとしてProTeamに降格しないための戦いが始まるわけで見知った戦力は豊富であることに越したことはない。
彼の実力からすれば興味を持つチームは多数あると思われるが、現時点でどのチームに移籍するのかなどの情報は入っていない。まだ来年に向けたチーム編成を完了させていないチームは複数あり、空席は残っているとも言える。個人的に可能性があると思うのがレッドブルだ。