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最近話題の最先端のトレーニング方法が、一酸化炭素を吸引することでVo2maxや最大酸素摂取量の向上など有酸素能力を上げようとするものだ。
ポガチャルやヴィンゲゴーも行っているもので、これについては少し前に「【追記あり】ポガチャルも使用を否定から一転して肯定へ。ヴィズマやUAEは一酸化炭素リブリーザーを使っていたのか?」で紹介した。
一酸化炭素といえば中毒の危険性もあるものだが、現時点では世界アンチドーピング機構WADAも使用を禁止しておらず完全に合法だ。だが最近はUCIが使用に懸念を表明し、WADAに対してもその安全性を調査するよう求めたりしていた。
そして今回UCI会長ダヴィ・ラパルティアンはUCIとして正式にWADAに対して一酸化炭素の使用を禁止するよう求めた。次の彼のX投稿での発表を見てほしい。
情報源:UCI president formally asked WADA to ban Carbon Monoxide use
Pleased to take part in the @wada_ama Foundation Board meeting in Riyadh, Saudi Arabia. The fight against doping remains a priority for the sport community.
— David Lappartient (@DLappartient) December 5, 2024
On behalf of @UCI_cycling, I formally requested WADA in writing at the end of November, following the Annual UCI Women’s… pic.twitter.com/KOlo1DpKM9
この投稿によると、ダヴィ・ラパルティアンはサウジアラビアであったWADAの会合に出席していた。この投稿では、
On behalf of @UCI_cycling, I formally requested WADA in writing at the end of November, following the Annual UCI Women’s WorldTour and UCI WorldTour, to ban the use of carbon monoxide in the context of professional cycling.
と書かれており、その場で書面で正式に一酸化炭素の使用の禁止を求めたとのこと。
もともと当初はUCI側は一酸化炭素使用を禁止するつもりはなかったらしいが、プロチームで構成される団体MPCCがその危険性を主張し、UCIにも禁止するよう強く求めていた。