レビュー
Rapha


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なぜ昨日の2025ミラノ~トリノで優勝したアイザック・デル・トロがUCIから罰金を受けたのか?
さきほどの記事「41歳増田成幸の逃げ!そしてUAE猛攻から天才が飛び立つ!2025ミラノ~トリノの結果とハイライト動画」で伝えたように、2025ミラノ~トリノは21歳のメキシコ人の天才、アイザック・デル・トロが最後まで残った3人のラストバトルを制して優勝。
しかしゴール後にその彼にUCIから罰金が課された。一体なにがあったのか?
情報源:Del Toro wins Milan-Turin, but UCI fines him
今回問題となったのはアイザック・デル・トロのゴールシーンだ。次の動画でそれを確認してほしい。
🫂 Perfect teamwork, perfect execution, and the perfect result.
— Milano-Torino (@MiTo1876) March 19, 2025
👏 Bravo 🇲🇽 @ISAACDELTOROx1, bravo @TeamEmiratesUAE #MilanoTorino presented by @CA_Ita pic.twitter.com/t3tAx87WVL
何が悪かったのかといえば、それはジャージを大きくはだけ上半身をさらけ出していたこと。これが、UCIのいう「ロードレースのイメージを毀損する行為」として罰金の対象となった。罰金額は200CHF(約3万4000円)
🐷「え、昔は山岳ステージとかでみんなやってたやん・・・」
🐷「これサイモン・イエーツへの挑戦やろ(#・∀・)」
今回の彼のと同じロードレースのイメージを毀損するという理由での罰金は昨シーズンだと2024ツール・ド・フランスでも発生していた。
まず2024ツール第5ステージで、マーク・カヴェンディッシュが歴史を塗り替える最多勝記録を更新したとき、チームメイトのダヴィデ・バッレリーニがレース中に停車し、道路脇に設置されていた大型スクリーンでその優勝の瞬間を見ていた。ロードレースのイメージを損なうとして罰金の対象となった。
また第7ステージの個人TTステージではリドル・トレックのフランス人ジュリアン・ベルナールが、TT中に立ち止まり、観戦していた彼の奥さんとキスしたり彼の応援団と交流した。彼の地元のコースだったからだ。しかしこれが同じ理由で罰金の対象となった。