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ロードレース 2025 アムステル・ゴールド・レース

アムステル優勝のスケルモース「ユイの壁でポガチャルを倒せるのはティボー・ネイス」

スケルモース「レムコにずっと頼んでいた」、「ユイの壁はうちのネイスがポガチャルに勝つ」

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昨夜の2025アムステル・ゴールド・レースで、レムコ・エヴェネプールとタデイ・ポガチャルという世界最強のスーパースターの二人をスプリントで下し、まさかまさかの優勝を飾ったLidl-Trekのマティアス・スケルモース。脚質デンマーク(?)の底力を見せつけた。

そんな彼のレース後のコメントを抜粋して簡単に紹介。

情報源:‘When Tadej goes, you normally ride for second’ – Mattias Skjelmose in disbelief after stunning superstars Pogačar and Evenepoel

スケルモース「レムコのおかげ」

残り50kmをきるとまず元世界王者ジュリアン・アラフィリップが登りでアタック。それについていったのは現世界王者タデイ・ポガチャルだけ。二人だけで集団から逃げを開始。

その後ポガチャルがさらに踏み込み、アラフィリップが脱落。そして残り42kmからポガチャルの独走状態になった。

だがこれを阻止すべく動いたのがマティアス・スケルモースとレムコ・エヴェネプール。レムコが集団先頭を自ら先導しペースアップ。さらにそこからスケルモースが飛び出しポガチャルを追う。その後はレムコも集団から飛び出してスケルモースと合流。二人でポガチャルを追走する。

スケルモースは、

“When Tadej goes, you normally ride for second, so when I attacked on Keutenberg, it was for second place.” 

訳「ポガチャルが独走すると、普通はみんな2位を狙うことになる。だから自分も集団からアタックしたときは2位狙いだった」

だがスケルモースはすでに限界いっぱいいっぱいだったようで、レムコにずっと「引いてくれ」と頼んでいたとのこと。曰く、「引いていた時間はレムコが8割、自分は2割」、「自分ひとりだったら絶対に追いつけなかった」

また最後の勝負どころのカウベルグを越えたときにはポガチャルを捕まえられると確信していたようで、そのときスケルモースの頭の中は「これで表彰台は確保できたからハッピー」。

そしてラストスプリントの場面では、彼が勝てる可能性は10%もないと思っていたようで、フィニッシュ直後はチームのスタッフに「勝ったと思う、勝ったと思う」と何度も繰り返し、勝利確定後も、「自分の成し遂げたことが完全に理解できるまで時間がかかりそう」と本当に信じられない勝利だったと語る。

アルデンヌ・クラシック第2戦のユイの壁こと、フレッシュ・ワロンヌについて

そんなスケルモースは次は明後日の水曜日に行われるアルデンヌ・クラシック第2戦、フレッシュ・ワロンヌにも出場する。だがスケルモースは彼以外にももう1枚の強いカードをリドル・トレックが持っていると話す。

on the Mur, I’ve said it before and I’ll say it again, there is one guy in the world that can beat Tadej, and that is Thibau.

訳「前に言ったことと同じことをもう一度言うけど、ユイの壁でポガチャルに勝てる男がいる。それはティボー・ネイス」

このようにフレッシュ・ワロンヌでの彼の推しメンは若武者ネイスだと話す。


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piginwired
piginwired
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2 Comments

  1. 確かに昨年あたりから、上りスプリントで度々凄まじい切れ味を見せていますからねぇ。
    ポガチャル相手にも通用するのかちょっと楽しみだったり。

    • ネイスは冬のシクロもトレーニングも上手くいってたようだからなおさら楽しみブヒね。
      これで本当に勝ったらとんでもないことに。

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