レビュー
Rapha



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ノルウェーチームUno-X Mobilityがセブンイレブン・サイクリング・チームのオマージュとなる特別ジャージをリエージュで着用へ
1981年にアメリカで誕生したプロチーム、セブンイレブン・サイクリング・チーム(7-Eleven Cycling Team)。ツール・ド・フランスやジロ・デ・イタリアなどの有名レースで多くの勝利を紡いだ。スポンサーがMotorolaに変わってからは、あのランス・アームストロングがプロデビューしたチームでもある。
その伝説的なチームが今週の日曜日で蘇る。Uno-X Mobilityが日曜日のリエージュ~バストーニュ~リエージュでセブンイレブン・サイクリング・チームをデザインした特別ジャージを着用するからだ。次のInstagramを見てほしい。
そして今回注目してほしいのは、ヘルメットのデザイン、ボトルのデザイン、そしてバイクフレームのカラーリングもしっかりとセブンイレブンのデザインに変わっていることだ。
ただ単にジャージだけが変わるのではなく、他のアイテムまでもしっかりとコーディネートし統一感が凄まじい。気合の入り方が違う。
さて、なぜ今回のUno-X Mobilityがこのようなセブンイレブン仕様なのか?
チームのジェネラルマネージャーで、かつて雷神の異名をとったトル・フースホフトは、「かつてセブンイレブン・サイクリング・チームで走っていたノルウェー人選手で、ノルウェー人として初めてツール・ド・フランスでもステージ優勝したDag Otto Lauritzenの活躍を幼少時に見ていた」と語り、そんな思い出へのオマージュであり、リスペクトが今回の背景にあるもよう。
リエージュ~バストーニュ~リエージュの最多優勝者はあのエディ・メルクス。今年の6月で80歳となる。
そんなエディ・メルクスが作ったバイクブランドがEddy Merckx(以下、この記事ではブランド名としては英語表記にする)。
一方Uno-Xが使うチームバイクはRidley。そして上述セブンイレブン・サイクリング・チームが使っていたチームバイクの1つがEddy Merckxだった。
だがこれら2つのブランドについては2017年に「ロードバイク業界M&A。リドレーがエディ・メルクスを買収。」という記事を書いた。
両ブランドともにベルギーブランドだが、実はRidleyとEddy Merckxはベルギー企業Race Productionsが保有している。そういう点でRidleyとEddy Merckxは関係が深い。
以上のようにセブンイレブン・サイクリング・チーム、Eddy Merckx、リエージュ、Ridley、そしてUno-X Mobilityが相互につながるわけだ。