レビュー
Rapha




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ゲラント・トーマスがイネオスのレースディレクターに就任
今年のツール・ド・フランスを完走し、その後母国イギリスで9月に行われたステージレースのツアー・オブ・ブリテンで美しく引退を飾ったゲラント・トーマス(Geraint Thomas)。通称G。現在39歳。
そんな彼が新しいキャリアを踏み出すことが発表された。予想通りINEOS GrenadiersのDirector of Racing(レースディレクター?)となる。
新しいG(ニューG?)は来年からINEOS Grenadiersを再びグランツールで優勝させるという難しくもやりがいのある大きなミッションに挑むこととなる。単なるDirecteur sportif(監督)ではなく、Director of Racingということで、今後はレース戦略はもちろん、新戦力の獲得・補強戦略、若手の育成など幅広く関与していくこととなるだろう。
ゲラント・トーマスは2010年のチームSky創設時から残る最後の生え抜き選手。チームのマネージメント陣とも深い関わりをもっている。もちろんこれまでにマネージメントの経験はないが、そこはそうした人的関係で補いながら経験を重ねていくことになるだろう。
INEOS GrenadiersではRacing of Directorの肩書をもっていたのは2024年のスティーヴ・カミングスが最後で、今年は空席だったポジションとなる。
今シーズンのINEOS Grenadiersは28勝、昨シーズンの14勝から2倍の伸びを達成。そして来年からはケヴィン・ヴォークランとドリアン・ゴドンが加入。
またIsrael-PremierTechを途中退団となり同チームと揉めているデレク・ジーがINEOS Grenadiersに移籍するのではないかとの噂もあるようだ。
はたしてニューGはMake INEOS Grenadiers Great Again(MIGGA?)できるか?