ポガチャルが使うエアロボトムブラケットBIKONEから新型BSA Road Ceramic Aero Bottom Bracketが登場。17g軽量化とエアロ性能アップ

タデイ・ポガチャルとUAE Team Emirates – XRGが使う高性能ボトムブラケット（BB）が、スペインに本拠地をもつベアリングメーカーであるFersa傘下のBIKONE（ビコネ。本拠地はスペインのサラゴサ）だ。日本での取り扱いは今年の秋に始まったばかりで、日本代理店はポディウムとなる。

そのBIKONEからこれまでの製品より17g軽量化された新型エアロボトムブラケットのBSA Road Ceramic Aero Bottom Bracketが発表された。

情報源：Bikone launches new lightweight, aero bottom bracket for Tadej Pogačar and UAE Team Emirates-XRG

次の投稿を見て欲しい。

このBIKONEのボトムブラケットは独自のデュアルカップテクノロジーというものを採用していて、圧入式の同部分から生じる音鳴り・異音を予防するなどの効果がある。それだけでなく、静粛性と耐久性にも優れた構造となっている。

今回の新製品もUAE Team Emirates – XRGの協力で開発されたものであり、17gの軽量化だけでなく、よりエアロに進化している。

これまでの製品とこの新型を見比べてみよう。次の画像を見て欲しい。

←の金色がこれまでの製品で、→の青いのが新型となる。

ポイントは両サイドの凸凹（ノッチ？）の有無だ。

今年の10月に発表さればかりの製品も含むこれまでの製品では右足側（ドライブトレインサイド）だけでなく、左足側にも凸凹ノッチが存在していた。しかし新製品のものでは左足側の表面には凸凹がなくツルリとしているのがわかる。軽量化だけでなくエアロ性能向上とはこういうことだろう。

規格はスレッド式フレームとシマノの24mmチェーンセットアクスルと互換性のあるBSA。本体はアルミでハイブリッドベアリングを採用。ベアリングはABCE規格で精度等級はP5。

上の情報源記事によると価格はユーロ市場では€349（約6万4000円。インストール工具と予備シールつが付属）。

なおこの記事を書いている時点で公式ページは閲覧できないので製品詳細はわからない。