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ロードレースニュース

フィリッポ・ガンナ「2位はもうたくさんだ」

フィリッポ・ガンナが語る2026年の抱負、「2位はもういらない」

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INEOS Grenadiersで走る29歳のイタリア人TTスペシャリストのフィリッポ・ガンナが、来年度の2026シーズンの野望について語る。曰く、「2位はもうたくさんだ」。

情報源:Ganna targets Milan–Sanremo in 2026 – ‘No more second places’

ガンナはイタリアメディアGazettaでのインタビューで、「2位が多すぎる」と話し、2026年は2位を優勝へ変える年だと表現する。

たしかに今年の彼はミラノ~サンレモ2位、ティレーノ~アドリアティコ総合2位、バロワーズ・ベルギー・ツアー第3ステージ(個人TT)2位、ヨーロッパ選手権個人TT2位と、2位が多かった。

またミラノ~サンレモにおいては2023年も2位だった。さらにいえば世界選手権では2023年・2024年ともに個人TTで2位だった。

特にまだ見ぬミラノ~サンレモ優勝については、再発明ではなく洗練をテーマに挑むようだ。すなわり、何かを大きく変えるのではなく、これまでのやり方をより良く改善することをテーマにトレーニングや作戦を見直す方向だ。これはあともう少しで勝てるという確信があるからだろう。

またパリ~ルーベについては、2016年にそのジュニア版で優勝経験があるが、プロになってからは数度出場しているものの2023年の6位が最高で、今年は13位だった。ガンナ自身もプロになってからまだパリ~ルーベでは一度も勝負どころに残ることすらできていないと話すも、来年は違う物語になるかもしれないとも述べる。

ミラノ~サンレモにしろパリ~ルーベにしろ来年もやはり最も注目されるのはタデイ・ポガチャルとマチュー・ファン・デル・プールの対決だろう。しかしその両名だけではつまらない。ガンナが二人のスキをついて独走に持ち込めば十分勝てる可能性がある。


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piginwired
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