レビュー
Rapha




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2026ジロ・デ・イタリア第1ステージはゴール前の大落車を逃れた少数集団でポール・マニエが大本命ジョナサン・ミランらを破り優勝
ついに2026年シーズン最初のグランツールであるジロ・デ・イタリアが開幕した。今年は史上初のブルガリアからのスタートだ。
昨年はブルガリアと同じバルカン半島のアルバニアからスタート(こちらも史上初)だったわけだが、2年連続でバルカン半島からのスタートとなった。
そんな初日はスタート後のアタック合戦もなく実に穏やかな展開となり、久しぶり?にのんびりとしたプロトンが見られた。
だがしかしやはり魔物が潜んでいた。最後のゴール前で大落車が発生したのだ。

コースはこのようにグランツールの初日にふさわしい平坦。ただ中盤から微妙なアップダウンのある周回コースとなっている。
そして上画像でも少しうかがえると思うが、最後の1kmは少し登り基調だ。そのラスト3kmのコースプロフィールは次のようになっていた。

このように登り基調とはいえピュアスプリンターが勝てないというレベルではないため、ピュアスプリンターたちの競演が予想された。
そしてその大本命はやはりLidl-Trekの「力こそパワー」のジョナサン・ミランと思われた。


🐷「いきなり石畳かよ?」
パレードランではこんな狭い路地裏も通った。歴史を感じさせるこのような風情のある通路も観光名所なのだろうか。

さて正式なレーススタートの旗があがり、ついに2026ジロ・デ・イタリアが始まった。そんな記念すべき初日にみんな気合が入っていると思ったら、飛び出したのはたったの2名だけ。
この2名はTeam Polti VisitMaltaのディエゴ・パブロ・セヴィージャ(Diego Pablo Sevilla)とBardiani CSF 7 Saberのマヌエーレ・トロッツィ(Manuele Tarozzi)。
彼ら以外のプロトンはすぐにサイクリングムード。まるで最初から打ち合わせていたかのように、誰も続けて追いかけない。
今日は平坦ステージゆえに逃げてもどうせ最後は捕まる確率は99.99%。そして3週間の長き戦い。誰も無駄な力を使いたくない。そんな感じだろうか。
逃げが2名なのでプロトンを牽引するチームもあまり力を使わずにタイム差をコントロールでき、プロトンは終始リラックスムードのまま時間が経過していく。
🐷「やだ、今日のレース平和すぎ!?」

そして結局逃げの2名はフィニッシュまで23kmのところでお仕事終了となる。まぁだいたいいつもどおりのタイミングでの吸収と言えるだろうか。
そしてプロトンは一丸となりゴールに向けて加速していく。
残り数キロでは主にジョナサン・ミランを擁するLidl-Trek、ポール・マニエを擁するSoudalーQuickStep、そしてトビアス・アンデルセンを擁するDecathlon-CMA CGMが先頭を支配して有利に立とうとポジションを争う。

そしてラスト1kmを切ってからだった。突然集団前方のほうで大落車が発生する。この落車により集団は完全に分断。先頭10名ほどだけが落車回避に成功し、その後方は通行止め。もちろん救済ルールが発動される距離なわけだが、ステージ優勝を狙うスプリンターたちはそれを諦めざるを得なかった。
この落車の瞬間と最後のスプリントの結末は次の動画でチェックしてほしい。
🔻An action-packed final kilometer: chaos, drama and an incredibly tight sprint finish!
— Giro d'Italia (@giroditalia) May 8, 2026
🔻Ultimi 1000 m da brividi tra imprevisti e uno sprint tiratissimo!
⏪ The @continentaltire Ultimo Kilometro#GirodItalia pic.twitter.com/3Q9pZx0cEE
大本命だったジョナサン・ミラン伸びず!そして22歳のフランス人で天才スプリンターの呼び声高いポール・マニエが2度目のジロ・デ・イタリアでついにグランツール初勝利!
ポール・マニエといえば昨年のシーズン最後のワールドツアーである中国のツアー・オブ・グアンシーで全6ステージ中5ステージで優勝したことが印象に強い。
ポール・マニエはSoudalーQuickStepに所属しているが、その才能と将来性の高さは、同チームでかつて石畳クラシックのレジェンドとして君臨したエーススプリンターのトム・ボーネンに匹敵するとまで評されている。
そんな彼がついにグランツールという大舞台で初勝利の栄光を手にしたわけだ。
フランス人ピュアスプリンターがグランツールで勝利したのは久しぶりの感じがする。ナセル・ブアニやアルノー・デマール以来か?イタリアのグランツールではあるがフランスにとっては喜ばしいことだろう。
| 順位 | 選手名 | チーム名 | タイム差 |
|---|---|---|---|
| 1 | Paul Magnier | Soudal Quick-Step | ― |
| 2 | Tobias Lund Andresen | Decathlon CMA CGM Team | ,, |
| 3 | Ethan Vernon | NSN Cycling Team | ,, |
| 4 | Jonathan Milan | Lidl – Trek | ,, |
| 5 | Madis Mihkels | EF Education – EasyPost | ,, |
| 6 | Giovanni Lonardi | Team Polti VisitMalta | ,, |
| 7 | Pascal Ackermann | Team Jayco AlUla | ,, |
| 8 | Tord Gudmestad | Decathlon CMA CGM Team | ,, |
| 9 | Max Walscheid | Lidl – Trek | ,, |
| 10 | Dries Van Gestel | Soudal Quick-Step | ,, |
| 順位 | 選手名 | チーム名 | タイム差 |
|---|---|---|---|
| 1 | Paul Magnier | Soudal Quick-Step | ― |
| 2 | Tobias Lund Andresen | Decathlon CMA CGM Team | 0:04 |
| 3 | Manuele Tarozzi | Bardiani CSF 7 Saber | ,, |
| 4 | Ethan Vernon | NSN Cycling Team | 0:06 |
| 5 | Diego Pablo Sevilla | Team Polti VisitMalta | ,, |
| 6 | António Morgado | UAE Team Emirates – XRG | 0:08 |
| 7 | Jonathan Milan | Lidl – Trek | 0:10 |
| 8 | Madis Mihkels | EF Education – EasyPost | ,, |
| 9 | Giovanni Lonardi | Team Polti VisitMalta | ,, |
| 10 | Pascal Ackermann | Team Jayco AlUla | ,, |
| ポイント賞 | Paul Magnier(Soudal Quick-Step) |
|---|---|
| 山岳賞 | Diego Pablo Sevilla(Team Polti VisitMalta) |
| 新人賞 | Paul Magnier(Soudal Quick-Step) |