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Visma「続行は危険すぎた」。2026ブエルタ第3ステージが雷雨と雹で中止になったことに賛同
さきほどの記事で伝えたように、2026年ブエルタ・ア・エスパーニャ第3ステージはフィニッシュまで約20kmの地点で激しい雷雨と雹に見舞われ、安全確保が困難になったため中止された。
この判断について、タデイ・ポガチャル&UAE Team Emirates – XRGのライバルチームの一つのTeam Visma | Lease a Bikeは「レースを続けるには危険すぎた」と説明し、今回の判断を全面的に指示する考えを示した。

フランス南部を走り、フォン=ロムーでのフィニッシュを予定していたブエルタ・ア・エスパーニャ第3ステージ。本来は上画像ようなコースを走るはずだった。しかし、レース終盤に天候が急変した。

フィニッシュまで約20kmとなったところで強い雨が降り始め、その後は雷と雹を伴う激しい悪天候へと発展。
選手たちは走行を続けることができず、タデイ・ポガチャルの指示などもありプロトンはレースを中止し、コース近くのホテルに避難する事態となった。
こうした状況を受け、主催者と選手側はレースを途中で打ち切ることを決定した。
そして上述のようにTeam Visma | Lease a Bikeのマネージャーはステージ終了後、今回の判断は正しかったとの見解を示した。
彼は悪天候のなかでレースを続行することはあまりにも危険であり、選手や関係者全員の安全を考えれば、中止以外の選択肢はなかったと話す。
ロードレースでは豪雨による視界不良や路面の冠水はときどきあるが、今回のような激しい雹は雨とは異なる困難が生じる。
雹が身体に衝突する痛みはもちろん、急激な体温の低下、筋肉の硬直はもちろん、雹で滑りやすくなる路面などの複数の危険が同時に発生する可能性がある。特に高速で走るプロトンでは、一部の選手の落車が大規模な事故につながりかねない。
今回の決定は競技結果よりも選手の安全を優先したものであり、上Vismaのも主催者の対応を高く評価している。
ブエルタは翌日の第4ステージでアンドラへ移動する。アンドラ・ラ・ベリャを発着点とする、距離は短いものの厳しい登りが連続する山岳ステージだ。そのコースプロフィールは次のとおり。

スタートからいきなり1級山岳への登りだ。その1級山岳は全長23km、平均勾配4.9%、標高2,409mのポルト・デ・エンバリラ。
その後、エンカンプ方面への長い下りを経て、再び1級山岳。それは全長6.5km、平均勾配8.6%のコラーダ・デ・ベイシャリスだ。
さらにオルディノの中間スプリントを通過し、この日3つめの1級山岳へ。全長9.9km、平均勾配7%のコル・ドールディノだ。
そして終盤には3級山岳として全長3.8km、平均勾配8.6%のアルト・デ・ラ・コメーリャが待ち構え、その頂上からテクニカルな下りを経てフィニッシュする。
雹に見舞われた昨日とは異なり、今日の第4ステージは乾燥した穏やかな天候と弱い風が予想されている。総合首位のタデイ・ポガチャルを中心に、リチャル・カラパス、フェリックス・ガル、オスカー・オンリーら総合系選手の争いが本格化しそうだ。
Vismaの選手では、アンドラを拠点とするセップ・クスとベン・トゥレットの走りに注目すべきか。第3ステージで実現しなかった山岳勝負が第4ステージでは一気に動き出す可能性がある。そうなると第3ステージ後に体調を崩した選手がいたとすればその選手にはつらい日となるだろう。