Zwiftが大量リストラへ。多くの上級社員をクビに。

新コロ助のせいで世界中で自宅謹慎の風潮が広まる中、屋内でのトレーニング環境（マシンなど）は、急激にその必要性・需要を高めている。これは以前も、このブログで「今、WahooやTacxなどスマ―トトレーナーの販売が伸びている？ウェア類は激しい落ち込み？」などの記事で紹介してきた。

そんな自転車での屋内トレーニングでもはや世界標準となりつつあるアプリが、Zwift。今日もそれを使って走る人が多いやろう。

しかし、まさにこれからドカーン！と伸びていくことが期待されるZwiftが、なんと大量のリストラを敢行したとのこと。しかも、その対象には「わりと立場が上級」の社員が多く含まれている。

情報源：Zwift Lays Off Employees in Move to Focus on Developing New Hardware

その上級社員の一例としては、

• VP of Running
• Director of Global Business Development
• Partnerships Director of Esports
• VP of Digital Commerce

VP(Vice Presidentの略）ってのは副社長とか各種事業で2番目に偉い人。

ただこのリストラは、Zwiftが曰く、「戦略的なリストラ」だとのこと。つまり、今後のさらなる企業の発展に向けたリストラ。赤字だから経営が厳しいからという理由ではないもよう。ある意味、前向きなリストラ？

それにしても、戦略的なリストラ･･････使い勝手のいい言葉ですねぇ！全国の社長さんが覚えておくべき言葉やね（ﾆｯｺﾘ）。コンサルが毎日使ってそう。

情報源記事中で、Zwiftは次のように声明を発表。

“Zwift has implemented difficult, but important changes to reorganize the business. These are strategic changes that have been made to better support the continued growth and development of the core subscription business and to allow us to develop new hardware. These are not decisions resulting from external circumstances. Zwift remains healthy as a business and we firmly believe these changes will result in a better product for our Zwift community,”

訳「今回のリストラは、ビジネスを再構成するために厳しいけど大事な変化やったんや。これによって、今後も事業の核となる定額ビジネスの成長と発展が期待できるし、新しいハードウェアの開発も可能となる。今回のリストラは市場での競争環境の悪化が原因とかそんなんじゃない。Zwiftは今もビジネスとしてしっかりやれてるし、今回のリストラがさらなる良い製品へつながると確信しとる」

この言い方を見ると、なんつーか、無駄に展開しすぎた事業や調子に乗って作った無駄な部署という贅肉を捨てたという感じやね。

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