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本格的にシクロクロスのシーズンとなりすでにワールドカップシリーズが始まったいる。だがそのアントワープ戦が中止となった。
情報源:ANTWERP WORLD CUP ROUND CANCELLED
シクロクロスワールドカップシリーズのアントワープ戦はそもそも12月5日に開催される予定だったが、現在コロナ感染対策として過密状態を避けなけばならないため、観客数に制限が設けられている。
しかしそれでは二次的な経済的利益も含めて様々な利益が少なくなる。さらに大会の雰囲気としても盛り上がりに欠けるものになってしまう。それが大会中止の主催者側の主張する理由のようだ。
そういったことから関係各所の合意により、中止が決まったようだ。
最近アフリカでのコロナ変異種が話題だが、今回の中止決定は直接的にはその変異種とは関係のないように思われる。しかし変異種の拡大状況の如何では、また再びヨーロッパ全土で大会中止の嵐が吹き荒れるかもしれない。
さらに心配なのがアメリカだ。というのも今年の世界選手権は来年1月末にアメリカのアーカンソー州で開催されるからだ。
たとえ開催決定はそのまま維持されるとしても、変異種の拡大の状況次第では、選手やチームスタッフがその健康・安全を考えて渡航中止という難しい判断を迫られる可能性もある。
ことはシクロクロスだけでなく来年からのロードレースのシーズンインにも関わることであるため注視したい。