UAEが2025年のチーム編成完了。最後の1枠は噂通りにユリウス・ヨハンセン！

タデイ・ポガチャルの所属する最強チーム、UAE-TeamEmiratesが2025年シーズンに向けたチーム編成を完了した。最後の契約の枠として1つだけ空席が残っていたが、先週の記事「UAE最後の空席はコンチネンタルチームの選手で25歳のデンマーク人ユリウス・ヨハンセンか？」で通りその最後の空席は、今年はポルトガルのコンチネンタルチームSabgal / Anicolorで走っていたユリウス・ヨハンセンが埋めることとなった。

契約は1年で2025年いっぱいまで。

ユリウス・ヨハンセンは上の記事でも書いたが25歳のデンマーク人でヒゲと長髪がトレードマークの年齢不詳の若者だ。2017年のジュニア世界選手権ロードレースで優勝経験を持つ。さらにトラックの世界では、ジュニア世界選手権やエリートの世界選手権のチームパシュートでも優勝経験があるTTに強いスピードマンだ。

UAEは、TTが得意で長時間プロトンを支配できる能力のある選手を獲得しようとしていたわけだが、そのUAEのお眼鏡にかなった選手というわけだ。

ヨハンセンは今回のUAE移籍について次のように話す。

“I’m incredibly grateful for the trust UAE Team Emirates has placed in me and for giving me this amazing opportunity. Joining such a professional and successful team is a dream come true. I know this is the perfect environment for me to grow and develop as a rider with the guidance of the team’s experts. Being part of such a winning culture is truly inspiring, and I’m excited to help the team achieve many victories. I can’t wait to get started and meet everyone—I’m ready to give it my all.”

訳「信じられないほどありがたい話やね。UAEが自分を信頼してこんなびっくりするようなチャンスを与えてくれるなんてね。今回の移籍はUAEみたいなすごいプロフェッショナルな常勝チームに加わることになるわけで、夢が叶ったわ。これで完璧な環境で自分が成長・進化できる。UAEにはそれを手助けしてくれる専門家がいるからね。常勝チームの一員になるのは本当に刺激的で、これからガンガン数多くの勝利に貢献したいね。UAEでのスタートと新しいチームメイトに会うのが待ち切れないね。すぐにでも全力で取り組んでいきたい」