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各プロチームがそれぞれ来年度に向けた冬季チームキャンプを開催しているが、Decathlon AG2R La Mondialeの34歳のベテラン、オリバー・ナーセンがワウト・ファン・アールトについて興味深い話をしている。
ナーセンが言うには、Decathlon AG2R La Mondialeのメンバーが先週ワウト・ファン・アールトといっしょにトレーニングしたらしい。そのときワウトは普段のレースでの彼の強さと比べるとかなり遅いペースで、先頭集団から遅れながら走っていた。そしてナーセン自身もワウトと同じ遅れたグループで走った。
この日のライドについてナーセンは、なぜ圧倒的万能さと強さを誇る全知全能の神のようなワウト・ファン・アールトが、冬季トレーニングでそんなゆっくり走っているのかをみんな考える必要があると語る。そのワウトの走りから学ぶことがあるはずだと。
ナーセンはワウトがゆっくり走っていたのは、「今の時期ではそれが必要ないからだ」と。
ナーセンはこれまでの経験上、トレーニングキャンプで必要がないのに調子に乗ってガンガン走っている選手は、レースでは勝負どころでペースが上がったときについていけなくなることが多いと考えている。
そこでワウトといっしょに走ったDecathlon AG2R La Mondialeの若手に対し、先頭から遅れて最後尾の集団で走っていたワウト・ファン・アールトがなぜそんな走りだったのかを考え、そんな彼の走りから学ぶべきだと話す。
ちなみにナーセンは、なにも考えず調子に乗ってガンガン踏んで先頭を走った若手は26歳のベルギー人サンデル・デ・ペステルだと暴露する。
一方でそんなサンデルより5歳若い21歳のピエール・ゴーテラについてナーセンは、サンデルのように無駄にペースアップすることなく、ワウトと同じように走っており、しっかりと頭を使って賢くトレーニングしていると評価し今後の活躍に期待すると話す。
(´・ω・`)「サンデルくん・・・」