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ロードレースとロードバイク

エンリク・マスが血栓性静脈炎により今シーズン終了

エンリク・マスが血栓性静脈炎で今シーズン終了

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Movistarのエースとしてツール・ド・フランスを走ったエンリク・マス(30歳、スペイン)だが、そのツールも第18ステージでDNF。

もうすぐ始まるブエルタ・ア・エスパーニャに出場する可能性もあると言われていたが、残念なことに今シーズンの残りレースには出場できないことが発表された。原因は左足に発症した血栓性静脈炎だ

チームからの発表がこちら。

この血栓性静脈炎という病気だが調べてみると、血栓(血の塊)によって静脈とその周辺に炎症が起きるというものらしい。普通は1週間ぐらいでその血栓も消えることが多いようだが、仮に太ももの静脈のような太くて深い部分の静脈に血栓ができると、血の塊が心臓や肺にまで移動してかなりヤバいことになるらしい。

今後は要観察となるため、今後レースには出場しない。つまりシーズン終了となった。

エンリク・マスは昨年のブエルタ・ア・エスパーニャを総合3位という好成績でフィニッシュ、そして今年はボルタ・ア・カタルーニャで総合3位、イツリア・バスクカントリーで総合2位、クリテリウム・デュ・ドーフィネで総合7位と安定した総合成績を続けてきた。

だがその状態で挑んだツール・ド・フランスでは第1週目から早々にタイムを大きく失い、総合表彰台を狙うのも厳しくなっていた。第16ステージのモン・ヴァントゥでは積極的にステージ優勝を狙いにいったが勝てず。 そして2日後の第18ステージで途中リタイアとなった。そのときすでに左足に血栓性静脈炎の違和感を抱いてたからだ

総合エースのエンリク・マスを欠くことにMovistarだが、もうすぐ始まるブエルタ・ア・エスパーニャでは守るべきエースがいないため、ステージ優勝を狙って各選手が自由に逃げ回る可能性が出てきた。そのほうがMovistarのチーム力には合っている気もする。


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