ニキ・テルプストラとセプ・ファンマルケがSoudalｰQuickStepの監督へ

2022年までロードレースを走っていたニキ・テルプストラ。2014年にはパリ～ルーベを、2018年にはロンド・ファン・フランデレンを制した。そんな彼は2023年からはロードレースではなくグラベルレースに主戦場を移していた。

彼は2008年にミルラムでプロデビュー、そして2011年から2018年までずっとSoudalｰQuickStep。2019年から2022年まではTotalEnergiesで走っていた。

そんな彼が古巣のSoudalｰQuickStepに監督して戻って来る。次の発表を見て欲しい。

このようにニキ・テルプストラがセプ・ファンマルケといっしょにSoudalｰQuickStepで監督をすることになると発表された。

セプ・ファンマルケは2023年7月（当時はIsrael-PremierTech所属）の引退後はIsrael-PremierTechで監督をしていたのだが、今後はSoudalｰQuickStepで働くこととなった。

そしてテルプストラの監督しての復帰には、もともと同チームの前ボス、パトリック・ルフェーブルとの間でそれについての話し合いをしていたようだ。ルフェーブル自身が地元の新聞でそのように明かした。

情報源：Lefevere’s advice to returning Terpstra: “It’s okay to clash sometimes”

ルフェーブル「誰かと意見が衝突しても大丈夫」

ルフェーブルが言うには、ニキ・テルプストラがロードレースをやめたときはルフェーブルがまだSoudalｰQuickStepのボスだったときで、そのときすでにSoudalｰQuickStepに復帰することを話し合ったことがあったと。ただそのときはチームに余計な予算もスタッフの空きもなかったため話は流れた。

今回のテルプストラの監督としての復帰について、ルフェーブルは「本当に嬉しい」としながら、同時に「選手時代と同じようにこだわりをもって突き進め、変わる必要はない」、「誰かと衝突することを恐れるな」とアドバイスをする。

ティム・デクレルクもSoudalｰQuickStepのコーチに

このニキ・テルプストラとセプ・ファンマルケの両名に加えて、テルプストラとともにSoudalｰQuickStepのクラシック黄金期を支えたティム・デクレルクについてもSoudalｰQuickStepのコーチに就任することが明らかにされている。