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Rapha



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消滅危機のArkéa–B&B Hotelsは来年度のチームライセンス申請をUCIに提出せず
昨日の10/15日は2026年度にワールドチームとして活動するライセンスを申請する提出期限だった。しかし、スポンサーの喪失により来年度のチーム存続が危うくなっているフランスのワールドチーム、Arkéa–B&B Hotelsはその期限に何も提出しなかったことが明らかとなった。
情報源:‘I don’t have anything’ – Arkéa-B&B Hotels run out of road as bid to continue into 2026 collapses
同チームのGMであるEmanuel Hubertはこの件について次のように話す。
“I haven’t submitted anything because I don’t have anything,”
訳「何も提出せーへんかった。だって何もないもん」
これは結局今になってもチームを支える主要な新しいスポンサーが見つかっていないということ、そして2026年を前にしてチームが消滅するのはほぼ確実であろうことを意味する。
仮にArkéa–B&B Hotelsが消滅すれば52名の選手が契約を失い、それを含めて合計約150人の人員が職を失うこととなる。さらにまだどうなるかはわからないがLottoとIntermarché-Wantyの合併が実現すれば、さらに多くの選手やスタッフが仕事を失う。それだけの人数を吸収できるだけのスペースがロードレース界にあるだろうか。無理だろう。その結果、引退を余儀なくされる選手も出てくる可能性はある。
現在チームは中国のワールドツアー最終戦ツアー・オブ・グアンシーに出場中。だがチームとしての最終レースはこの日曜日に行われるChrono des Nations time trialになると思われる。
フランスのメディアではArkéa–B&B Hotelsを救え!みたいな社説?コラム?が掲載されたりしているようだが、実際にスポンサーになれる企業は現れていない。一応UCIの手続き上は申請提出期限を過ぎてもなんとかなるものではあるが、スポンサーが見つからない限りはどうしようもない。
【以下追記】
フランスメディアのL’Equipeによると、チームは消滅を発表したとのこと。
La disparition de l'équipe pro Arkéa-B&B Hotels annoncée par Emmanuel Hubert à ses employés > https://t.co/VGslOmKoJ5 pic.twitter.com/vvEp9IO39l
— L'Équipe (@lequipe) October 15, 2025
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