レビュー
Rapha








Enter your email address below and subscribe to our newsletter

UCIが2026~2028プロチームライセンスの申請チームを発表。PinarelloがQ36.5にチームバイクを供給することが確定
さきほどの記「アメリカの新チームModern Adventure Pro CyclingがProTeamライセンスをUCIに申請」でも書いたように、UCIが2026~2028年の3年間におけるプロチームライセンス(プロチーム=ProTeam+ワールドチーム)を申請した全チームを発表した。次のリンク先がそれだ。
なお申請してから実際にプロチームライセンスの許可の決定がなされるのは12月10日である。
ここでは以下男子ワールドチームと男子ProTeamについてだけ紹介しておく。
このワールドチームライセンス申請については、上記UCI公式ページでは、
20 men’s teams for registration as UCI WorldTeams
訳「20チームが申請している」
と書いているのだが、上リストでは19チームの名前しかない。残る1チームはJayco-AlUlaだ。第1締め切り期限である10月15日に間に合わなかったからだ。
さて現時点では太字化した部分が最も注目度が高いところだろう。
1つ目はCYCLING ACADEMY。現Israel-PremierTechが名前を変更したものだ。
次にLOTTO CYCLINGだが、こちらは現ワールドチームであるIntermarché-Wantyとの合併が進行中(進展具合は不明なままだが)であり、そのIntermarché-Wantyが今回ライセンス申請をしていない。そのため現ProTeamであるLottoのワールドチームライセンスを使って活動するということだろう。
最後にPINARELLO-Q36.5 PRO CYCLING TEAMだが、名前のとおり第1タイトルスポンサーにバイクブランドPinarelloの社名が踊る。つい先日【Pinarello会長ファウスト・ピナレロ「来年は2つのチームにバイクを供給することになるかも」。来年からQ36.5にもチームバイク供給は確実か】という記事を書いたばかりだが、その通りになるということだ。なお、PinarelloはINEOS Grenadiersとの3年間の契約延長をすでに発表している。
現行ではワールドチームは18チームであり、それは2026年以降もそのままの予定。つまり2チームが椅子に座れないことになる。そのうち1つはおそらくPINARELLO-Q36.5 PRO CYCLING TEAMだろう。2023~2025のProTeamランキングでの順位を考えればそうなる。
また現ワールドチームのうちArkéa–B&B Hotelsはこれまでの情報どおりに消滅確定。Cofidisも普通に考えればProTeamへ降格となるだろう。
一方で、現ProTeamのUno-X Mobility、Lotto、Israel-PremierTechはワールドチームへ昇格となる。