レビュー
Rapha






Enter your email address below and subscribe to our newsletter

2026ブエルタ・ア・エスパーニャのグランデパールはモナコで、その第1ステージの個人TTのコースが発表
先日来年の2026ツール・ド・フランスの全日程・全コースが発表されたばかりだが、それに続き来年の2026ブエルタ・ア・エスパーニャについてそのグランデパールと初日の第1ステージが正式に発表された。グランデパールはモナコ公国となる。
このようにスタートはモナコ市内を走る 9.6キロの個人タイムトライアル(ITT)だ。
グランツール三大大会の“すべて”を経験する都市へ
今回発表されたブエルタのスタート地モナコだが、今回の決定によりグランツール(三大周回レース)すべてにおいて “グラン・デパール(Grand Départ)” を経験した唯一の都市となる。
1966年にはジロ・デ・イタリア、そして2009年にはツール・ド・フランスのグランデパールとなった。
そしてモナコといえばF1でもあるが、全グランツールのグランデパールとなることはスポーツ都市としてのブランド価値を高める意味でも大きく、レース運営・観光・メディア発信という観点からも効果が高いものとなるだろう。

発表された公式ルートによれば、La Vuelta ’26 の第1ステージは 9.6km の個人タイムトライアル。場所はモナコ市内。スタートはモンテカルロの有名なPlace du Casino(カジノ)、ゴールはF1モナコグランプリのスタート/フィニッシュ地点としておなじみのBoulevard Albert I。
コースのポイントは次のような区間だ。
このように、純粋なタイムトライアルながら市街地の起伏・コーナー・風景の変化が豊富ところが楽しみとなるか。
同時に選手側の立場では以下のような点がポイントになるだろうか。
タデイ・ポガチャルは2020年ぐらいからモナコに住んでいるとされている。つまり来年のブエルタは地元での特別なスタートとなる。
まだ来年のブエルタの全コースは発表されていないが、この初日のモナコのF1サーキットを使った個人TTはポガチャルを惹きつけるだけのものになるだろうか?