レビュー
Rapha






Enter your email address below and subscribe to our newsletter

正式にレムコ・エヴェネプールのロンド・ファン・フランデレン出場が発表。歴史的な大会となるか?
今朝のブログ記事「レムコがロンドを試走へ。ロンド出場の可能性が高まる?」で、レムコ・エヴェネプールがこの日曜日に行われるクラシックの王様、ロンド・ファン・フランデレンに出場する可能性が高いと紹介したばかりだが、ついにというか、やはりというか、正式にロンド出場の発表がなされた。
次の投稿を見て欲しい。
今回の参戦は地元メディアを中心に広がった憶測・期待が現実となったと言えるだろうか。
ただ実際には、レムコによると昨冬の段階ですでにロンド出場は確定していたとのこと。彼のYouTubeチャンネルでは昨冬にロンドのコースを走っている映像がアップされているが、その時点ではもう決まっていたのだろう。
さて、レムコの参戦により、ロンドは一気に最強世代の全面対決となることだろう。タデイ・ポガチャル、マチュー・ファン・デル・プール、ワウト・ファン・アールトといった現代のクラシックの強者にエヴェネプールがどこまで対抗できるかが最大の焦点となる。
仮に今回のロンドでレムコが優勝しようものなら、来年のミラノ~サンレモ出場の可能性も含めて、クラシックの勢力図が変わる可能性があるか。
今回のロンド出場は次のような意味合いを持つと考えられる。
特に最後の点については、グランツール総合選手としてのキャリアを今後も最優先にするのか、それとも、クラシックを重視するようになるのか(この可能性は低いと思うが)、あるいはタデイ・ポガチャルのように全てを強欲に手にいれようとするのか。
ひょっとしたら本人にもそれをこのロンドで占おうという考えもあるのかもしれない。
ロンドはかつては大柄な選手のパワー勝負のように考えられていたこともあったが、タデイ・ポガチャルの出現により、もはや単なるパワー勝負ではなく、パワーウェイトレシオ(PWR)こそがその本質だと判明している。
もちろんそれだけではなく、ポジショニングが極めて重要であり、そして石畳適応力が求められる。
エヴェネプールは個人TT能力では世界最高と言える。またパワーウェイトレシオも不足なしと言えるだろう。
ただ、最大の不確定・不安要素が2点ある。
1つは、カタルーニャでの落車に見るようにやや「走りが荒い・雑」という感じもする点だ。
もう1つは上述のようにロンドという特別・特殊なレースでの集団でのポジショニング能力・技術が未知数という点だ。
ただその2つを上手く克服できて、ポガチャル&マチューの隙をついて独走に持ち込めば十分に勝ち目はあると言えるだろう。
パリ五輪では個人TTとロードレースの両方で金メダルに輝くという歴史的な偉業をやってのけた怪物は、はたしてこのロンドでも歴史的な勝利を挙げられるだろうか。彼を支えるRed Bull-BORA-hansgroheのチーム力にも注目だ。