レビュー
Rapha




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感染症で体調不良のアルノー・デ・リーはリタイアせずに走り続けられるのか?
今年のジロ・デ・イタリアはブルガリアでの3日間でSoudalーQuickStep所属のフランスの若き天才スプリンター、ポール・マニエが第1ステージと第3ステージで優勝し、大きな飛躍を遂げたと言える。
一方でベルギーの若き天才スプリンターでLotto-Intermarchéのアルノー・デ・リーは、今年はツール・ド・フランスとのダブル出場という意欲的な目標でこのジロに参戦。
しかし、ジロ直前のレースの2026Lotto Famenne Ardenne Classicに出場して今季初勝利を挙げたものの、そのレースでは雨の中、牛の糞が残る道路を走るという劣悪な衛生状態だったため、プロトンの大半がカンピロバクターなど感染するという事態になった。
そしてアルノー・デ・リーもカンピロバクターに感染し体調不良。そんなひどい体調のままジロ開幕を迎えた。
一昨日の日曜日の第3ステージはアルノー・デ・リーも狙える日だったが、途中で現れた登りでは力なく遅れていく姿が映像に映し出された。そして、同時にそんな彼を懸命に支えていたのは実はチームメイトではなくTeam Visma | Lease a Bikeのヴィクトール・カンペナールツだった。同じベルギー出身だからか。
そのようにデ・リーは勝利よりもまずはレースで生き残ることを優先し、なんとか日々完走を目指しているという状態だと思われる。
ただ彼にとって幸いだったのは、ブルガリアでの3日間は厳しいレイアウトのコースではなかったことだ。しかし今日から始まるイタリア本土のレースでは山岳コースが多くなるわけで、体調が戻らないままだと早々にリタイアという可能性もあり得る。
だが報道によるとデリーの体調は「最悪という状態ではない」(情報源:Arnaud De Lie has never ‘felt so bad’)とのこと。今後の平坦ステージでチャンスがあれば勝利を狙いたいとも。
そういう情報からすれば少しずつ回復しつつあるのではないかと考えられるが、あまり楽観的ではいられない。
なぜなら今日の第4ステージと第6ステージが難易度の低いステージだが、第7ステージは今大会初の本格的な山岳ステージであり、第5、第8、そして第9ステージもちょっとした山岳ステージのようなコースになっているため、難易度の高いコースが連続するからだ。
不完全な体調のままでそうした厳しい登りをこなすことになれば、回復しつつあった体調が再び悪化することも考えられる。