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アルノー・デ・リーがカンピロバクターに感染か?その原因はコース上の牛糞?
Lotto-Intermarchéのエースとして初めてグランツールに出場するアルノー・デ・リーが、今夜のジロ・デ・イタリアのチームプレゼンテーションを欠席するようだ。原因は体調不良だ。
情報源:De Lie misses Giro presentation due to unusual illness: ‘We hope he’ll be ready’
報道によればアルノー・デ・リーの欠席の原因は、チーム関係者曰く「通常とは異なる病気」。
チーム側は現在の彼の健康回復が最優先課題であることを強調し、ジロ開幕までに状態が改善することを期待しているとのこと。
具体的な病名については明かしていないものの、そのような独特の表現を使っている点がやや気になるところ、海外メディアではカンピロバクターが原因ではないかと報道されている。
カンピロバクターといえば、近年日本でもSNSの隆盛と映え狙いの料理の流行に伴い生肉のようなレアな状態でのハンバーグやラーメンのチャーシューなどを提供する店が増加し、案の定それを食べた客がカンピロバクターに罹患しSNSで話題になるといったことが繰り返されている。有名なのは鶏肉によるカンピロバクターだろうか。
カンピロバクターは感染後に神経疾患であるギラン・バレー症候群を発症することもあり、非常に重大な結果につながりかねない。
ロードレースのプロ選手はドーピングとの関係でもそうだが、食事にはシーズン中かなり気を使っているはず。チーム側も当然変なものは食べさせない。
仮にカンピロバクターだったとして、一体デ・リーはいつそれに感染したのか?
それはレース中だというのが海外報道の考えのようだ。
ヨーロッパでは牛などの家畜を飼う牧場や農場が普通に存在し、プロトンがその横を通るというシーンが非常に多い。牛さんたちがコース上に出てくることも。
だがそんなコース上には牛糞が散乱していることもあり、雨のレースだとそれが水しぶきとなり体に付着し顔を拭ったりしたときに口内に入ったりすることが考えられる。そうした家畜の糞からカンピロバクターの細菌が体内に進入し感染という流れだ。
実際に英ガーディアン紙でも、「‘Half the peloton is ill’: cowpats blamed as cyclists fall sick after race in Belgium」という記事で、アルノー・デ・リーがジロ前に出場し優勝したLotto Famenne Ardenne Classicで、コース上の牛糞によりプロトンの半分が病気になったと報道している。
今年のアルノー・デ・リーは上述のFamenne Ardenne Classicでようやく今年初勝利。それまでは何度も上位でのフィニッシュはあったものの、やはり長いトンネルの中だったと言える。本人もその初勝利でようやく今後の走りに自信を持てるようになったことだろう。
このジロ・デ・イタリアでもエーススプリンターとして活躍する予定だったわけだが、仮に彼がこのまま体調が回復せず欠場となればチームには大きなロスとなる。
なぜならチーム力としてもLotto-Intermarchéは現時点ではワールドチームの中でもチームランキングが下から数えたほうが速い位置におり、UCIポイントをしっかり稼がなければならない立場だ。デ・リーがいればスプリントステージでのステージ優勝とあわせて安定的にポイントを狙える算段のはずだが、そんな彼がいなくなればポイント獲得に支障が出る。
また今年はジロ後にツール・ド・フランスにも出場する予定であり、仮に今回のトラブルからの回復が遅れればツールへの準備にも影響が及ぶ可能性がある。