Enter your email address below and subscribe to our newsletter

チッコーネの野望を粉砕!?2026ジロ・デ・イタリア第19ステージはセップ・クスが残り2kmを追い抜いて優勝!

2026ジロ・デ・イタリア第19ステージはセップ・クスが残り2kmでジュリオ・チッコーネのステージ優勝を阻止しステージ優勝

Share your love

昨夜ジロ・デ・イタリアはついに今大会の最難関ステージ(クイーンステージ)が登場し、山岳賞、総合表彰台、そして新人賞という3種類の戦いの天王山となった。

そのコースプロフィールや優勝予想などはこの記事で書いた。

ジョナタン・ナルバエスがリタイア

今大会すでにステージ3勝を挙げていたUAE Team Emirates – XRGのジョナタン・ナルバエス(Jhonatan Narváez)がこの日の途中でリタイアとなった。

このチームからの発表によれば、ナルバエスは昨日のレース終了後にチームバスへ戻る途中にちょっとした落車を喫し、少し体に違和感を抱えながらこの日をスタートしていたとのこと。

今大会ナルバエスはマリア・チクラミーノを2回これまで着用し、第18ステージでポイント賞のライバルだったポール・マニエによって同ジャージを奪還されたわけだが、そのマニエから再びジャージを奪い返すのは第18ステージ終了の時点で事実上困難になっていた。

ポイント賞はとれなかったが、ナルバエスはすでに十分な戦績を挙げたということで回復優先で帰路についたということだろう。

仁義なき山岳ポイント争い

この日は上の優勝予想記事で述べたようにジュリオ・チッコーネがヨナス・ヴィンゲゴーに対して逆転で山岳賞トップに踊り出ることができるかどうかが見どころの1つだった。

予想通り逃げに乗ったチッコーネ。Lidl-Trekはさらに総合ジャンプアップを狙って一か八かのデレク・ジーをも逃げさせることに成功する。

そしてこの日のフィニッシュから2つ目の山、2級山岳のパッソ・ファルザレーゴではそのチッコーネと、すスタート前の時点で彼から45ポイント差で山岳賞4位だったエイネル・アウグスト・ルビオとが激しい山岳ポイント争いを見せた。その場面を次の動画で見て欲しい。

このチッコーネの心境とすれば、

チッコーネ「ないわ、マジでないわ。俺に譲れよ、何考えてんねん」

こんな感じだろうか。

セップ・クスがチッコーネの野望を粉砕!

上のあとチッコーネはルビオを置き去りにして独走へ。そしてこの日最後の山で山頂フィニッシュとなるピアーニ・ディ・ペッツェの登りへ。

チッコーネは今大会は総合成績は追わず、あくまでステージ優勝と山岳賞に狙いを定めて参戦した。しかしこれまで3位が2回、7位、11位、13位が1回ずつとステージ優勝が遠かった。そんな彼がついにこの日ステージ優勝達成となるかとの期待が盛り上がる。

そしてそんな彼を追うのはチームメイトのデレク・ジーと、そしてTeam Visma | Lease a Bikeのセップ・クス。

さらにその後方ではヴィンゲゴーたち総合勢のグループ。その中で今大会最も予想外の活躍をしている新人賞ジャージのアフォンソ・エウラリオ(Afonso Eulálio)が残り3.6kmで遅れる。

ヴィンゲゴーの集団には新人賞のライバルであるダヴィデ・ピガンゾーリ(Davide Piganzoli)がいて、大きく遅れれば同賞での逆転を許してしまいかねない。そんな危険な状況だ。

そしてチッコーネを追走していたクスが残り4kmを切ると一気に加速。先頭のチッコーネとの差を急速に消していく。そして……

なんと残り2kmというところでチッコーネはクスに追い抜かされてしまう。1日脚を使ってきたチッコーネはクスに食らいつくこともできずただ見送るのみ。

そしてそんなクスが結局ステージ優勝。そのゴールシーンがこちら。

このジロでの勝利によりセップ・クスは全グランツールでステージ優勝を経験した選手の仲間入りを果たした。

チッコーネはステージ優勝は逃したものの、山岳ポイントを大きく稼いだおかげで山岳賞でヴィンゲゴーを追い越しついに同1位へ。

おそらく明日の第20ステージでもヴィンゲゴーは守りの走りをする可能性が非常に高く、またルビオも追いつけないだけの差がついてしまったので、チッコーネの山岳賞1位が実質的にこれで確定したと言えるのではないだろうか。

ガルが意地を見せ、アレンスマンが陥落するもまだ勝負の行方はわからない

クスやチッコーネの後方では、ガルが残り3kmで加速、それにヴィンゲゴーだけが反応。ジャイ・ヒンドレーはマイペース走法で二人を追うも、テイメン・アレンスマン(Thymen Arensman)はひとり大きく遅れていく。

新人賞の逆転を狙うピガンゾーリもガルとヴィンゲゴーから少し遅れるも、エウラリオとの差を広げるべく奮闘。

ゴールが近づくとヒンドレーは先行していたガルやヴィンゲゴーに追いつく。

結果、総合上位ではアレンスマンだけが大きく遅れた結果、スタート前の総合3位から総合4位に後退。ヒンドレーが逆に4位から3位へジャンプすることに成功した。

またエウラリオはダメージを最小限にとどめ、ピガンゾーリの逆転を許さなかった。

ただ明日の第20ステージも厳しい登りと山頂フィニッシュが待っているため、総合2位~4位の争い、そして新人賞の争いはまだどうなるかわからない。ひょっとしたら今日とは逆の展開になる可能性もある。

結果

ステージトップ10

順位選手名チーム名タイム差
1Sepp KussTeam Visma | Lease a Bike
2Derek Gee-WestLidl – Trek0:13
3Giulio CicconeLidl – Trek0:36
4Felix GallDecathlon CMA CGM Team0:39
5Jonas VingegaardTeam Visma | Lease a Bike,,
6Damiano CarusoRed Bull – BORA – hansgrohe0:43
7Jai HindleyBahrain – Victorious1:06
8Davide PiganzoliTeam Visma | Lease a Bike1:11
9Einer RubioMovistar Team1:19
10Michael StorerTudor Pro Cycling Team,,

総合トップ10

順位選手名チーム名タイム差
1Jonas VingegaardTeam Visma | Lease a Bike
2Felix GallDecathlon CMA CGM Team4:03
3Jai HindleyRed Bull – BORA – hansgrohe5:04
4Thymen ArensmanNetcompany INEOS5:33
5Derek Gee-WestLidl – Trek6:31
6Afonso EulálioBahrain – Victorious7:26
7Michael StorerTudor Pro Cycling Team7:50
8Davide PiganzoliTeam Visma | Lease a Bike8:29
9Damiano CarusoBahrain – Victorious9:01
10Egan BernalNetcompany INEOS11:19

各賞1位

ポイント賞Paul Magnier(Soudal Quick-Step)
山岳賞Giulio Ciccone(Lidl – Trek)
新人賞Afonso Eulálio(Bahrain – Victorious)

ハイライト動画

のちほど。

愛を分かち合いましょう

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Stay informed and not overwhelmed, subscribe now!