ブラックモアがネットカンパニーと長期契約か

ジョセフ・ブラックモアがNetcompany INEOSへ移籍か。英国期待の23歳と長期契約との報道

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近年チーム改革を行いながらも、今年もツール・ド・フランスで目立った結果が残せなかったチームの1つがNetcompany INEOS。

今年からチーム首脳陣に入ったGことゲラント・トーマスが大会前に期待していた活躍は全く見られなかった。エガン・ベルナルが総合20位に入れたのが精一杯という感じだった。

そんな同チームは2027年シーズンに向けたチーム再編をさらに進めているわけだが、移籍情報に詳しい著名ジャーナリストのダニエル・ベンソンによると、現在NSN Cycling Teamで走る英国人ライダー、ジョセフ・ブラックモア(Joseph Blackmore)がNetcompany INEOSと長期契約を結んだという。

情報源:Netcompany INEOS continue squad rebuild with long-term signing of one of Britain’s brightest prospects

イギリスの天才ブラックモアがネットカンパニーと長期契約か

23歳のブラックモアはJスポ解説者である浅田氏の推しメン(?)の一人であり、2024年に若手の登竜門であるツール・ド・ラヴニールで総合優勝を含む数々の好成績を残した英国屈指の若手有望株である。

🐷「敬愛するあの奇行ギターリストと同じブラックモアという名前だけで、もう好き。」

今回の獲得が正式に決まれば、Netcompany INEOSが進める若返りと長期的なチーム再建を象徴する補強の一つとなりそうだ。

情報源記事が伝えるところによれば、ブラックモアはNetcompany INEOSと長期契約を締結したという。

ダニエル・ベンソン自身も複数の情報源から移籍を確認したとしており、ブラックモアはNSN Cycling Teamを離れ、Netcompany INEOSへ加入する見込みだ。

ブラックモアはまだ23歳。即戦力としてだけでなく、数年後を見据えたチームの中心選手候補として獲得されたと考えられる。

Netcompany INEOSは現在、2027年以降を見据えた大規模なロースター再構築を進めており、ブラックモアの獲得もその流れに位置づけられる。

英国期待の若手

上でも述べたがブラックモアが世界的に注目されるようになったのは2024年だった。

当時ProTeamだったIsrael-Premier Techの育成チームであるIsrael-Premier Tech Academyで走っていたブラックモアは、シーズン途中(5月)でIsrael-Premier Techへ昇格。そしてこのシーズンにステージレースとワンデーレースの双方で目覚ましい成績を残した。

なかでも最大の実績が、若手選手の登竜門として知られるツール・ド・ラヴニール総合優勝だ。

U23版ツール・ド・フランスとも称されるこの大会でブラックモアは山岳で高い能力を発揮し、総合優勝を獲得。英国人としては2013年のサイモン・イェーツ以来となる優勝だった。

2024年はそれに加えて、

  • U23 リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ優勝
  • ツール・デュ・ルワンダ総合優勝と複数ステージ優勝
  • ツール・ド・台湾総合優勝
  • U23世界選手権ロードレース5位
  • ブラバンツ・ペイル4位

など非常に充実したシーズンを送った。

特にツール・ド・ラヴニールだけでなく、アルデンヌ系のワンデーレースでも結果を残している点は興味深い。

純粋なクライマーだけではなく、起伏の激しいクラシックやパンチャー向けのレースにも対応できるオールラウンドな資質を持つことが、ブラックモアの大きな魅力といえる。走りながら頭の中でベートーベン鳴ってる?

しかしそんな2024年の急成長に対し、その後のキャリアは必ずしも順調ではない。

ワールドツアーで本格的に戦った2025年シーズンには新たな勝利を加えることができず、2024年ほどのインパクトは残せなかった。

そして2026年シーズンは身体的な問題によってレース出場そのものが大幅に減少。今年の戦績はイギリス選手権ロードレースのDNS、そして先日のクラシカ・サン・セバスティアンのDNFという2つしかない。実質的にサン・セバスティアンが今年の初レースだったわけだ。

ネットカンパニー・イネオスは2027年に向け大規模なチーム再建へ

今年不調のブラックモアを獲得しようとするNetcompany INEOSは、やはり彼のもつ本来のポテンシャルを最大限に発揮できるよう再起させることだろう。それは同チームそのものの再起と重なる。どちらも長期的な戦略がその背景にあるだろう。

この2026年移籍市場で同チームは積極的な動きを見せているとされており、新戦力候補として複数の選手の名前が挙がっている。情報源記事よれば、これまでのところ加入候補として報じられているのは、

  • マルケル・ベロキ
  • ハロルド・テハダ
  • ミカエル・ヴァルグレン
  • クレマン・シャンプッサン
  • ライリー・シーハン
  • ベンハミン・ノバル

などだ。

同時に既存戦力では、エガン・ベルナル、アクセル・ローランス、コナー・スウィフト、サム・ワトソン、ブランドン・リベラらが契約延長に向かっているとされる。

一方で、アルテム・シュミットはNSN Cycling Team、アンドリュー・オーガストはPinarello Q36.5、ローレンス・デ・プルスはDecathlonへの移籍が報じられている。

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