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NSN Cycling Teamが2027年にCUBEへ乗り換えか。SCOTTとの提携が早期終了する可能性
ジャーナリストのダニエル・ベンソンによると、スイス国籍のワールドチームであるNSN Cycling Teamが、2027年からチームバイクとしてCUBE社のバイクを使用する可能性があるらしい。次の投稿を見て欲しい。
CUBE TO REPLACE SCOTT IN THE NSN TEAM
— Lukáš Ronald Lukács (@lucxsronald) August 10, 2026
According to my rumour info, Scott will stop sponsoring the NSN team after this season, with CUBE set to return to the WorldTour and step in as the team’s bike sponsor in the upcoming years.
It is not known to me yet whether Scott will… pic.twitter.com/Ww7PYDV4yi
同チームは、かつてのIsrael-Premier Techを母体にした新チームであり、元プロサッカーのイニエスタが創設に関与したとして大きく話題になった。そして現在使っているチームバイクはSCOTT社のものだ。
NSNはIsrael-Premier Techからチーム名称を変更した際、SCOTTと新たな機材供給契約を締結したばかりだが、両者のパートナーシップは当初の想定よりも早く今シーズンかぎりで打ち切られる可能性がある。
現時点では正式発表でも確定した情報でもなくあくまで噂レベルのようだが、これが実現すればCUBEは再びワールドチームへのバイク供給を確保することになる一方で、SCOTTとしては別のチームとの契約を模索する必要が生じるだろう。
ドイツのバイクブランドであるCUBEは、現在TotalEnergiesへ機材を供給している。またかつてはワールドチームだったIntermarché-Wantyに2015年から2025年までの長きにわたり(2015~2020はProTeam)チームバイクを供給していたこともあった。
ところが、メインスポンサーのTotalEnergiesは2026年シーズン限りでチームスポンサーから撤退し、今後はNetcompany INEOSとのパートナーシップに集中する方針とされている。その影響で、現在のTotalEnergiesチームがプロトンに残れるかどうかは不透明だ。
仮にTotalEnergiesが活動を継続できずCUBEがNSN Cycling Teamとの契約を成立させた場合、同ブランドはプロロードレース界での露出を維持できるだけでなく、ワールドツアーチームの公式バイクサプライヤーへとブランド価値が増すことになる。
CUBEにとってNSNとの契約は、現在の供給先を失うことになる可能性があるが(いやだからこそ?)、より上位のカテゴリーへ再参入し、ブランド価値とマーケティング効果の向上の重要なチャンスとなるだろう。
CUBEへの変更が実現した場合、SCOTTはNSN Cycling Teamとの契約を短期間で終了することになる。
ロードバイクメーカーにとって、ワールドツアーでの機材供給は、製品開発と世界規模のマーケティングの両面で大きな意味を持つ。グランツールやクラシックで使用されることにより、最新モデルの性能をアピールできるからだ。
そのためNSNとの契約終了が決まれば、SCOTTが2027年に別のプロチームへ機材を供給するのか、それともワールドツアーから一時的に姿を消すのかが次の焦点となる。
今回の情報で重要なのは、単なるバイクブランドの変更にとどまらず、プロチームの存続とスポンサーシップにまつわる以下のような複数の事情/可能性が関連している点にある。
まだ正式決定ではないものの、NSN、CUBE、SCOTT、TotalEnergiesの動向は、2027年シーズンに向けたロードバイク機材市場の大きな注目点となりそうだ。