ポガチャル落車リタイアの2026ブエルタ・ア・エスパーニャ第8ステージは34歳のブライアン・コカールがついにグランツール初勝利!エンリク・マスが総合首位へ

2026ブエルタ第8ステージはポガチャルが落車リタイアの波乱。その結果とハイライト動画。

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昨夜のレース中に速報で伝えたが、2026ブエルタ・ア・エスパーニャ第8ステージはとんでもないステージとなった。

タデイ・ポガチャルが落車リタイア

この日は上画像のようなコースプロフィールで平坦ステージ扱い。最後の2級山岳もスプリンターはほぼ生き残れるだろうという予想だった。その2級以外は特に難しい場面はなさそうだった。

だがこういう平坦ステージほど落車に呪われてしまうのが現代のロードレースの日常となってしまっている。そして今日も落車が明暗を分けてしまった。

この日の逃げはスタートしてすぐアタックをかけたBurgos Burpellet BHのシヌヘ・フェルナンデスのみ。一人で130kmほどを逃げ続けた。

プロトンではスタート直後に落車。そしてシヌヘ・フェルナンデスを吸収したすぐあとにも落車。イーサン・ヘイターなどが巻き込まれた。

このあとプロトンは中間スプリントポイントをワウト・ファン・アールトが先頭で通過するのだが、そのすぐ後、2級山岳に入る直前でフィニッシュまで残り31kmとなったところで再び集団落車が発生する。

この落車が大会にとって世界にとって最悪の結果となってしまった。

第1週目すら終わっていない段階ですでに総合優勝がほぼ間違いないだろうと思われていた最強の選手タデイ・ポガチャルが、激しい落車により左肩あたりに深刻なダメージを負い、大会をリタイアしてしまったのだ。

その落車シーンがこちら。

ポガチャル落車の原因

一見すると何もない道路での不可解な落車のように思われたが、その後のSNSでは石を踏んでバランスを崩したのではないかという分析が広まった。下の記事でそれを紹介した。

→ポガチャル落車の原因について。2026ブエルタ・ア・エスパーニャ第8ステージ

ただ現時点ではポガチャル本人やUAE側がそれを正式に認めているわけではない。

34歳のスプリンターがついに快挙!

このポガチャルの落車後プロトンはいったん速度を落としてポガチャルたちの復帰を待ったが、ポガチャルがリタイアしたことなどを受けて、通常走行へ。

ポガチャルのリタイア後もゴールへ向かう途中でまた落車。

残り10kmあたりでは、プロトンからPinarello-Q36.5 Pro Cycling Teamのシャビエル・アスパレンが単独で果敢に飛び出して逃げ続ける。

後方のプロトンはなかなか特定のチームが主導権を握ることができなかったせいか、あるいは最後まで泳がせたほうが都合が良いと判断していたのか、このアスパレンを捕まえるのに手間取っていたように見えた。

しかしやはり残り2kmでこのアスパレンは吸収。そこからスプリンターたちのバトルが始まる。

そしてまたしてもゴール前で落車が発生するが……

ラスト1kmの動画からフィニッシュまでの動画をどうぞ。

🐷「ついにコカールキタ━━━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━━━━!!!」

2022年からCofidisで走るブライアン・コカールはもう34歳。小柄な選手だが昔から登り基調のスプリントで強さを見せてきた。若い頃はTeam Europecar時代に新城幸也とチームメイトだったこともある選手だ。

これまで多くの勝利を挙げてきたが、グランツールではなかなか勝てなかった。そんな彼がプロ14年目となる今年、34歳にして初めてグランツールでステージ優勝。

🐷「おじさん、胸が熱くなっちゃったよ」

それにしてもタデイ・ポガチャルのリタイアはあまりにも衝撃的すぎた。この記事を書いている時点でもまだ気持ちの切り替え・整理ができていない。

ハイライト動画

結果

ステージトップ10

順位選手名チーム名タイム差
1Bryan CoquardCofidis
2Mads PedersenLidl – Trek,,
3Jordi MeeusRed Bull – BORA – hansgrohe,,
4Ben TurnerNetcompany INEOS,,
5Jordan LabrosseDecathlon CMA CGM Team,,
6Bastien TronchonXDS Astana Team,,
7Alessandro RomeleGroupama – FDJ United,,
8Hugo HofstetterNSN Cycling Team,,
9Orluis AularMovistar Team,,
10Matthew BrennanTeam Visma | Lease a Bike,,

総合トップ10

順位選手名チーム名タイム差
1Enric MasMovistar Team
2Primož RogličRed Bull – BORA – hansgrohe1:00
3Felix GallDecathlon CMA CGM Team1:11
4Sepp KussTeam Visma | Lease a Bike2:15
5Oscar OnleyNetcompany INEOS2:16
6Mattias SkjelmoseEF Education – EasyPost2:22
7Richard CarapazLidl – Trek3:27
8Harold TejadaXDS Astana Team3:56
9Gregor MühlbergerDecathlon CMA CGM Team5:39
10Jakob OmrzelBahrain – Victorious6:04

各賞トップ3

ポイント賞

順位選手名(チーム名)ポイント
1Wout van Aert(Team Visma | Lease a Bike)124
2Matthew Brennan(Team Visma | Lease a Bike)67
3Mads Pedersen(Lidl – Trek)58

山岳賞

順位選手名(チーム名)ポイント
1Andreas Leknessund(Uno-X Mobility)19
2Wout van Aert(Team Visma | Lease a Bike)16
3Enric Mas(Movistar Team)14

新人賞

順位選手名(チーム名)タイム
1Oscar Onley(Netcompany INEOS)
2Jakob Omrzel(Bahrain – Victorious)3:48
3Léo Bisiaux(Decathlon CMA CGM Team)6:07

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