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新型デュラエースR9300の新リーク画像が浮上。ダイレクトマウント式チェーンリングを採用か
現在開催中のブエルタ・ア・エスパーニャでリークされた新型デュラエース(R9300系?)と思われるコンポだが、今回その新しい追加のリーク画像が明らかになった。次の情報源記事に掲載されている。
More images of Shimano’s next-generation Dura-Ace Di2 R9300 groupset have surfaced on the Weight Weenies forum 👀
— BikeRadar (@bikeradar) September 8, 2026
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今回の画像は海外フォーラム「Weight Weenies」に投稿されたもので、無線機器の認証申請に関連する資料ではないかと報じられている。
以前の情報とリーク画像から読み取れる可能性のある変更点は次のとおりだ。
| 項目 | 予想される仕様 |
|---|---|
| 変速段数 | リア13速 |
| Di2通信方式 | シフターは無線、変速機は内蔵バッテリーと有線接続 |
| クランク | ダイレクトマウント式チェーンリング |
| パワーメーター | クランク構造を含めて再設計の可能性 |
| リアディレイラー | 電子部品と充電端子の配置を変更 |
| 充電ケーブル | 新規格へ変更される可能性 |
全面的に新しいシステムへ切り替えるというより、現行R9200の基本構成を維持しながら、改善が必要な部分を重点的に見直すモデルになる可能性が高い。
Dura-Ace R9300をめぐる注目点の一つが、ロード用Di2の完全ワイヤレス化だった。
しかし、リーク画像に写るリアディレイラーの電子部品には、ケーブル接続用とみられる端子が確認できる。これが製品版にも採用されれば、R9300も現行Dura-Ace R9200と同様のセミワイヤレス構成になる。
この方式では、左右のシフトレバーからリアディレイラーへの操作信号は無線で送られる。一方、前後ディレイラーはフレーム内部の中央バッテリーにケーブルで接続される。
SRAMやCampagnoloの最上位ロードコンポーネントが完全ワイヤレス方式を採用するなか、シマノは長いバッテリー持続時間やシステムの安定性を優先する可能性がある。
リーク画像には、現行Dura-Aceと似た位置に新しい充電接続部らしき構造も写っている。
ただし接点の配置は現行モデルと異なり四角形に並んでいるように見える。この接点が充電端子であればR9300では新しい専用充電ケーブルが必要になる可能性がある。
その形状は、MTB用やGRX用の完全ワイヤレスDi2バッテリーに使われるものにも似ている?
今回のリークで特に大きな変更となりそうなのが、クランクとチェーンリングの構造だ。
現行Dura-Aceではドライブ側クランクアームとスパイダーを一体化した接着式アルミクランクが使われている。
これに対してR9300とみられる画像では、チェーンリングとスパイダー部分をクランクアームから分離できるダイレクトマウント構造が確認できる。
製品版でも採用されれば、次のようなメリットがあるとされる。
もしダイレクトマウント構造が本当に採用されるならばチェーンリング交換の利便性だけでなく、純正パワーメーターの再設計にも関係する可能性がある。
現行Dura-Aceのパワーメーターは、専門メーカーの後付け製品と比較した際の測定精度などについて批判を受けてきた。
従来のクランク構造にセンサーを追加するのではなく、パワー測定を前提としてクランク全体を設計すれば、精度や耐久性、取り付け作業を改善できる可能性がある。
最高価格帯のDura-Aceにおいて、パワーメーターが妥協点になれば、ユーザーが完成車やグループセットを選ぶ際の弱点となる。R9300では変速性能だけでなく、パワーメーターの完成度が重要な評価項目になる可能性が高い。
次期Dura-Aceがリア13速になる可能性は、今回の情報やレース現場での目撃例によってさらに高まった。
しかし、シマノはR9300の名称を含め、製品の存在を正式には発表していない。そのため、現行デュラエースとの互換性、販売時期や価格、スプロケカセットの構成などの情報は引き続き不明だ。
今回のリークが改めて示すのは、シマノがDura-Aceの基本思想を大きく変更するというより、13速化とともにクランク、パワーメーター、電子部品を再設計する可能性だ。
そして、現代のトレーニングにおけるクオリティ向上とデータの可視化という流れからすれば、上述のようにガチ勢向けの最上位コンポである次世代Dura-Aceへの買い替えを決めるのは、12速から13速という変速段数の増加よりも、むしろパワーメーターの精度向上という点かもしれない。そんな可能性も考えられるだろうか。