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タデイ・ポガチャルが落車から2週間で室内トレーニング再開。鎖骨手術後、2027年の復帰へ第一歩
今年のブエルタ・ア・エスパーニャ第8ステージで落車し、鎖骨と頚椎に骨折を負ったタデイ・ポガチャル。そんな彼がついにバイクトレーニングに復帰したことが明らかにされた。次のインスタ投稿を見て欲しい。
ポガチャルは8月29日に行われたブエルタ・ア・エスパーニャ第8ステージで、フィニッシュまで約32kmの地点で落車した。そのとき速報として伝えた記事がこちら。
→【速報】ポガチャル落車負傷でリタイア!2026ブエルタ・ア・エスパーニャ第8ステージの残り31kmで激しく落車し左肩がえぐれる負傷
そして病院での検査により次の負傷が確認された。
脳振盪への配慮から鎖骨の手術は事故直後には行われず、数日後にスペイン・バルセロナの病院で実施された。幸い神経学的な後遺症は確認されなかった。
そして昨日上述のようにポガチャルは自身のInstagramにインドアトレーナーを使ってペダルを回す動画を公開した。落車後に自転車へ乗ったのはこれが初めてだという。
動画の中では、現在の状態について、「鎖骨も脳もしっかりしてる。心拍もいい感じ。最高。さあやろうか」と話す。
このように室内トレーニングに戻ることに成功したポガチャルだが、ウェアラブルデバイス「WHOOP」の回復スコアが28%だったことも公開されており、現時点では身体が本格的なトレーニングへ戻れる段階ではないようだ。
まだしばらくはパフォーマンスを高める練習というより、身体の反応を確かめながら徐々に運動を再開しようとする今後のための予備的なもの、リハビリのような段階であると考えるべきだろう。
ポガチャルは9月にカナダのモンレアル(モントリオール)で開催されるUCIロード世界選手権も欠場するほか、今シーズンはもう一切レースには出場しない。
ポガチャルは2024年と2025年の男子エリートロードレースを連覇しており、本来ならば2026年大会ではピーター・サガンに並ぶ史上最多タイとなる3連覇を目指すはずだった。しかし、鎖骨と頸椎の骨折、脳振盪からの十分な回復を優先するため、残りのシーズンはレースにでないこととなった。
UAE Team Emirates-XRGのチーム代表マウロ・ジャネッティもポガチャルの復帰を急がせない方針を明らかにしている。
チームが最も重視しているのは、不必要なプレッシャーを与えず、管理された環境で段階的に、そして慎重に本来のポガチャルへと戻すことだ。
経験豊富なパフォーマンス部門が、トレーニングの内容や身体への負荷を慎重に検討する。ポガチャル自身も、現在は一歩ずつ取り組みながら、来季に向けて少しずつ状態を戻していると説明。
なおポガチャルはUAE Team Emirates-XRGとの契約を2032年まで延長している。
今回のトレーニング再開は本格復帰までの小さな一歩にすぎないが、重大な落車から約2週間で再びペダルを回す姿を見せたことはポガチャルの回復が順調に前進していることを示す明るい材料だろう。
今後は屋外走行の再開時期、通常のトレーニングへ戻るタイミング、そして2027年シーズンのレースプログラムが注目される。